提供:ALAエイジングケア研究所
東京工業大学・小倉俊一郎先生インタビュー

寝ても取れない「だるさ」は、17歳以降減り続ける◯◯が原因だった

SHARE Facebook Twitter はてなブックマーク lineで送る
寝ても取れない「だるさ」は、17歳以降減り続ける◯◯が原因だった

「夏バテ」が本格化するのは、30歳を過ぎてからというのをご存知ですか? 20代のうちは代謝がいいので疲れても寝ればすぐに回復します。ところが30代以降の「夏バテ」は“ある物質”が体内から失われてカラダ全体の代謝が落ちていることに原因があるため、休むだけでは元気にならないのです。

加齢によって失われる“ある物質”とは?

夏バテやそれに伴う疲労感は、年齢を重ねるにつれて悪化します。「私、夏バテなんてしたことない!」なんていっていられるのは20代まで。30代以降はどんどん夏バテを実感しやすくなります。

その最大の原因は細胞の老化にあります。

私たちが夏バテせずに元気でいられるのは、細胞一つひとつが毎日せっせとエネルギーを生み出してくれているから。ところが、加齢によって細胞がエネルギーを生み出すチカラが弱まると、次第に疲労から回復しにくくなるのです。つまり、代謝が落ちて“老化”するということ。

この細胞のパワー低下を食い止めてくれるのが、5-アミノレブリン酸、通称“ALA(アラ)”という物質です。実は、ALAは細胞活性成分として世界的に注目されていて、最近では国内でもサプリメントや化粧品などが続々登場している、話題のヘルスケア成分でもあります。

ALA とはいったい何なのか? ALAの研究をしている東京工業大学・准教授・小倉俊一郎(おぐら・しゅんいちろう)先生にお話をお伺いしました。

体内に存在するALAは17歳をピークに減少

――初めて聞くALAという物質、これはいったい何なのでしょうか?

小倉俊一郎先生(以下、小倉):ALAとは天然のアミノ酸で、植物の中にも動物の中にも存在します。ALAには、細胞内でエネルギーを生み出しているミトコンドリアを活性化する働きがあり、疲労回復効果が期待できるんです。このALAを摂取すると代謝が上がり疲労回復につながるといわれています。

ALAは鉄と合わさることで代謝に必要不可欠な「ヘム」になります。さらに、そのヘムから、カラダの隅々にまで酸素を送り届けてくれるヘモグロビン、活性酸素と呼ばれる老化物質を取り除いてくれる酵素、さらには細胞内でエネルギーと水をたっぷり生み出してくれるタンパク質などが作られるのです。

――なるほど、ALAはまさにパワーの源という感じですね。

小倉:そうです。元気の素であり、若さの素とも言えますね。ですから、ALAが不足すると、細胞で生み出されるエネルギーの量が減り、代謝が落ち、いわゆる“老けた状態”になっていきます。

――ALAがそれほど大事なものだったとは。体内でもっとALAを増やすことはできますか?

小倉:ALAはもともと体内にある物質ですが、17歳をピークに減少していきます。よく30代になったら体重が落ちにくくなったという話を聞きますが、体内でつくられるALAの量が減り代謝機能が落ちてくることが原因の一つだと考えられています。

1日に必要なALAはワイン1リットル分!?

――ALAは食品からも摂れますか?

小倉:ALAを多く含む食べ物には、赤ワイン、黒酢、ほうれん草、バナナ、タコ、イカなどがあり、これらの食物の一日の摂取量に含まれるALAは約0.05~2 mgほどです。それに対して望ましいとされるALAの摂取量は一日15mg。しかし、一日に体外に排出されるといわれている2mgのALAを補うだけでも、ほうれん草なら12㎏、ワインでは1リットル分が必要です。

――さすがにワインが好きな人であっても、毎日1リットルは飲めませんよね……。

小倉
:ですから、効率的にALAを摂るには、サプリメントを活用するのが望ましいのです。いくら寝てもカラダがダルい、食欲がわかない、めまいがするといった「夏バテ」の症状が出ている人や、今年の夏こそ疲れ知らずで過ごしたいという人は、ALAのサプリメントで、まずは基礎代謝を上げることから始めるといいでしょう。

――ALAはまだまだ研究が続いていて、可能性は無限大と聞きます。

小倉:ALAには、さまざまな可能性があると考えられています。私自身はALAを利用したがんの診断に関する研究をしていますが、がんをはじめとする病気や今日ご紹介した「夏バテ」「疲労回復」の他にも、今では美容業界においても研究が進んでいます。現在世界でもっとも期待されている物質といってもいいでしょう。

夏バテ対策のまとめ

もちろん、夏バテ対策には「毎日の食事」が重要です。そうめんとアイスクリームばかり食べていると、栄養不足でさらに代謝が落ちて、カラダのダルさはひどくなるばかり。できるだけ、厚みのある肉や温かい野菜を摂るように意識しましょう。

とはいえ、いくらバランスのいい食事をしたところで、カラダそのものの消化・吸収機能が低下していたら元も子もありません。特にすでに夏バテしていて元気がないカラダには、サプリメントを利用して必要な栄養をうまく体内に取り込んであげると良いでしょう。

今後さまざまな活躍が期待されるヘルスケア成分ALA。あなたも注目してみては?

取材協力:ALAエイジングケア研究所

この記事を読んだ人におすすめ

この記事を気に入ったらいいね!しよう

寝ても取れない「だるさ」は、17歳以降減り続ける◯◯が原因だった

関連する記事

編集部オススメ

仕事と恋愛、キャリアとプライベート、有能さと可愛げ……女性が日々求められる、あるいは自分に求めてしまうさまざまな両立。その両立って本当に必要?改めて問い直すキャンペーンが始まります。

後悔のない30代を過ごしたい。ありとあらゆる分野のプロフェッショナルに、40歳から自分史上最高の10年を送るために「30代でやっておくべきこと」を聞いていきます。

記事ランキング