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30代のTO DOリスト 第1回

顔の肌がたるんできたら、女性器も危ない 30代にやっておきたいケア

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顔の肌がたるんできたら、女性器も危ない 30代にやっておきたいケア

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初回は、女性器の美容形成に特化した「なおえビューティークリニック」で院長を務める産婦人科医の喜田直江(きだ・なおえ)先生。「女性器は第二の顔。これをおろそかにするか大切にするかで、人生の幸福度は大きく変わってきます」と断言する喜田先生に、女性器ケアの観点から「40歳までのTO DOリスト」を教えていただきました。

加齢で膣のコラーゲンも減少する

――幅広い年代の方が来院されていますが、30代の女性に多い相談にはどのようなものがありますか?

喜田直江先生(以下、喜田):特に多いのは、女性器の形と膣のゆるみに関することです。形というのは、小陰唇のヒダを小さくしたいというものですね。

――それらの悩みは、加齢とも関係があるのでしょうか?

喜田:はい。出産経験の有無にかかわらず、歳をとると膣がゆるんできます。顔のたるみと同様に、コラーゲンの減少が膣の壁でも起こるのです。膣ほどではありませんが、小陰唇のヒダにもたるみが生じることがあります。

――顔と同じなのですね。たるみによる影響にはどのようなものがありますか?

喜田:大きなヒダは、ピタッとした細身のジーンズをはいた時や、自転車に乗った時に挟まれて痛みを感じる原因になります。膣のゆるみに関しては、お風呂のあと、膣からお湯が出て下着を濡らしてしまうことも。それ以上に深刻なのは、パートナーとのセックスに影響が出ることですね。

パートナーとの関係改善のカギにもなる

喜田直江先生

――確かに、女性の“しまり”を気にする男性は多いようですね。

喜田:それが原因でセックスレスに陥り、別れに発展することも稀ではありません。膣がゆるくなったかなと不安に思っていても、言われなければ気づきません。普段から何でも言い合える仲ならいいのですが、デリケートな問題なので、なかなかそうもいきませんよね。解決できる悩みなのに、それを知らない人が多いというのが現状です。

――“しまり”を改善すると関係はよくなるのでしょうか?

喜田:セックスレスによってスキンシップが減り、ケンカが増えていたご夫婦がいました。そこで膣内を狭くする施術を受けてみたところ、奥さんがうんざりするほど旦那さんから求められるようになって、ケンカもしなくなったと聞いています。

また、70代の女性が旦那さんのために膣内の具合をよくしたいと相談にいらっしゃったこともあります。旦那さんの年齢が80代だと聞いて驚きました。でも、いつまでも男女の関係でいられるのは理想的ですよね。素敵だな、って思います。

高齢出産ほど、“ゆるみ”から回復しにくい

――膣のゆるみがもっとも顕著にあらわれるのは出産後だと思います。出産の前後で何か対策はできるのでしょうか?

喜田:出産前からできる対策は実はあまりなく、どちらかというと、出産後のケアが大事だと考えています。出産後は骨盤底筋群という膣や肛門付近の筋肉がゆるんだ状態になります。その影響で、尿漏れが起こりやすくなり、ひどい場合だとお通じをコントロールできなくなることもあります。最近は高齢出産の増加で、“ゆるみ”からの回復が遅い人も増えています。年齢を重ねるとキズの治りが遅くなりますが、女性器のゆるみも同じなんですね。

骨盤底筋を鍛えるには、ヨガやピラティスが効果的です。また、カラダの若返りにいいことは、女性器にもいいので、部分的なケアだけでなくカラダ全体のことを考えるといいでしょう。

今はメスを使わずに改善できる

――クリニックで行う施術とはどのようなものなのですか?

喜田:今人気なのが、超音波を使って膣のコラーゲンの成長・再生を促すウルトラヴェラという機械を使った施術です。今年4月に日本に導入されたばかりで、1回35万円と高額ですが、カラダに一切キズをつけないので、ダウンタイム(回復期間)がほとんどないのが特長です。約30分で完了し、効果を感じられるのは1ヵ月後から。約1年効果が持続します。ゆるみの改善のほか、膣の乾燥予防、性交痛の改善にも効果があります。

従来、膣の縮小手術は、たるんだ部分を切って縫合するというものでした。それには、「長いダウンタイムを要する」「カラダにキズが残る」「施術後は出産できない」といったデメリットがありました。しかし、高周波や超音波を使って施術できる機械が増えたことで、施術に対するハードルは下がってきています。

毎日鏡を見るように、女性器にも目を向けて

――女性としての幸せを考えるうえで、女性器に関心を持つことは大切なんですね!

喜田:そうですね。最近増えているのが、50代の女性が久々にセックスしようとしたら、できなかったという相談です。30代で旦那さんとセックスレスになり、熟年離婚。新しいパートナーができて、20年ぶりに性交渉しようと思ったら、痛い。「私のカラダに何が起こっているんですか!?」と驚いて駆け込んでいらっしゃるのです。

20年経てば人のカラダは変わります。閉経後の膣は“役割を終えた場所”となり、次第に萎縮が始まります。水分が抜けてしわくちゃになり、硬くなっていくのです。40代後半から50歳くらいで、女性のカラダがそんなふうに変化すると知っていれば慌てることもありませんよね。

――知りませんでした! 知識もケアも大切なんですね。

喜田:ところが、実際はまったくケアしていない人、見たことすらないという人が結構多いです。みなさん、顔は毎日鏡で見るのに、女性器はめったに見ません。本当は毎日チェックしてあげるのが理想です。日本人女性は陰毛が濃いので、まずは少し毛を整えてあげると鏡で覗きやすくなります。

女性器はヒダがいっぱいあって、とても複雑な形をしています。綿棒を使わないと取れないような場所にアカが溜まっていることもありますし、毎日チェックしていれば“たるみ”“ゆるみ”“黒ずみ”といった変化にいち早く気づけます。怖くてとても見られないという方もいらっしゃいますが、女性器も自分のカラダの一部です。顔と同じくらい関心を持って見てあげてください。

〈40歳までのTO DOリスト〉
【1】女性器は“第二の顔”と心得る。毎日きちんと意識を向けること。
【2】閉経したら女性器はしおれていく。40代で自分のカラダに起こる変化を知っておく。
【3】いつまでも幸せでいるために、女性器のエイジングケアは欠かさない。

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▼ウートピの取材に答えてくれた産婦人科医の喜田直江先生が出演中の動画はコチラ

(安次富陽子)

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後悔のない30代を過ごしたい。ありとあらゆる分野のプロフェッショナルに、40歳から自分史上最高の10年を送るために「30代でやっておくべきこと」を聞いていきます。

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