Viva! Photodays 第8回

車にもバイクにも色とりどりの花 色彩があふれるウブドの風景

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車にもバイクにも色とりどりの花 色彩があふれるウブドの風景

花に守られた島

いつの間にか花や植物が好きになり、週に1度、花屋へ行くのが日課です。
買うのは1000円くらいまでと決め、そのときの気分にあった花をお持ち帰り。
基本的にはマメじゃないけれど、花とは“適度な距離感”がわかってきました。

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なぜ花が好きなんだろうと考えると、美しいからというのもあるけれど、まず何よりも“生き物”だからかもしれません。

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「ただいま」と言っても返事のない暗い部屋。そんな一人暮らしの部屋でも、植物がそこにあると、やっぱり生き物の気配があるのです。生命だけが持つ存在感。植物や花があると、その空間にエネルギーが生まれます。

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さて、花の島といって思い出すのはなんといってもバリ島。昨年行ったウブドには、歩道にも、玄関にも、部屋の中にも、車やバイクの上にも、どこを見ても色鮮やかな花のお供え物、“チャナン”であふれていました。

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神様がいる場所へお供えしていると聞き、「なんで車やバイクに?」と思ったら「安全を守ってくれる神様」がいるんですって。なるほど!花の数だけ神様がいて、花の数だけ人々の祈りがあるんですね。バリの街にいると、常に美しい花々が視界に入ってくるので、何気ない毎日もいつも祝福されているかのよう。本当にすてきな習慣です。

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花を飾るという行為は、根本的にはしなくてもいいこと。生きるために必要不可欠なものではないし、お金がもうかることでもないし、ちょっとした“おまけ”みたいなものです。

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なのに、人間は原始の時代から今にいたるまで“ついつい”やってしまいます。そう考えると、花を飾ることは、人間の根源的な欲求なのだなあと思います。

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でも、なんで人間は美しいものに惹かれるんだろう? 花の“生存競争の戦略”として、人間は使われているという説もあるけれど(いとうせいこう×竹下大学『植物はヒトを操る』だったかな)、世界って案外、無意識なところでいろいろとうまくまわっているのかもしれません。

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