人生のおどり場ダンサーの「もやもや」日記 第2回

婚活パーティーでの「共通の趣味トーク」には危険がいっぱい!

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婚活パーティーでの「共通の趣味トーク」には危険がいっぱい!
男にイラッとする瞬間を綴った連載第2回。今回は婚活パーティーが舞台です。「婚活パーティーなんて、イタいよね」なんて内心バカにして、アラサーのお姉さま方が馴れないピンヒールを履いてヨタヨタウキウキ婚活パーティーに出かけていく姿を横目で見ていた20代。しかし、残酷にも時は流れ、いよいよみずから婚活パーティーにデビューする日がやって来ましたよ……。そして、婚活という大海原に勇気を持って漕ぎ出したところ、いきなり“出逢い頭の事故”……。ちなみに、このエピソードは編集Nの実体験です。

すれ違いざまに斬られる

漫画/田丸こーじ

漫画/田丸こーじ

最新婚活パーティー事情

婚活パーティー、皆さんは参加されたことありますか? 最近は、いろんな種類があるんですね。「30代限定」や「年収◯◯万円以上の男性限定」など、参加者のスペックであらかじめ絞り込まれたものはもちろん、「アニメ・マンガ好き限定」なんて企画もあると聞きます。

私が過去に1度だけ行ったパーティーも「映画好き限定」という、趣味が合う人同士で仲良くなれる!が売り文句の、楽しそうなパーティーでした。

知らない人同士で大好きな映画の話に興じ、チーム対抗映画クイズで仲を深めます。「キミ、『揺れる』のときの真木よう子に似てるね!」なんて言われて照れたり、何の変哲もないコース料理にも「『ハウルの動く城』に出てきたベーコンステーキだ!」と盛り上がったり……こんなことって普通の合コンじゃありえない! めっちゃ楽しい! ここでなら、映画デートできちゃうお相手が見つかるかも? 期待に胸が膨らみました。

「趣味が一緒」の落とし穴

えっ? 成果はどうだったかって? それは、それは……うまくいっていたら、「男にイラッとする瞬間」なんてコラム書いてないで悠々と映画デートしてるに決まってるじゃないですか! 私はすっかり忘れていたんです。「映画好き」と一括りにしてもその中には、多数の宗派が存在していることを。

催し物も一段落したフリータイム、話しかけてきたのはさっき同じチームで映画クイズを戦った男性でした。背が高くて眼差しが強くて、若い頃のジョニー・デップに少し似ています。「1976年にパルムドールを受賞したマーティン・スコセッシ監督作品の主演俳優は?」などの難問(正解はロバート・デ・ニーロ)にも次々正解した、まあ、いわば映画オタクでしたが、私はそのルックスと知識量にすっかり魅了されていました。彼がにこやかに問いかけます。

「キミは『バットマン』シリーズだったらどれが一番好き?」

宗派の違いは悲劇のはじまり

『バットマン』シリーズとは、アメコミが原作の、監督を替え役者を替え何作も続いている超人気シリーズです。これを観ていない人は映画好きを名乗れないとも言える王道的な作品。私ももちろん大好きで、全て観ています。この質問に張り切った私は言い切りました。「『ダークナイト』がやっぱり最高です!」

この答えはきっと大正解。なぜなら『ダークナイト』は、他のシリーズを観たことのない人にもファンがいるほどの超有名作、悪役ヒース・レジャーの怪演が光る超傑作だからです。これでまた盛り上がれる!と思いましたがしかし、彼の反応は以外なものでした。整った顔を歪めてこう言ったんです。「へえ、キミもやっぱりそうなんだ。ミーハーだね」と……。そんなこと言う!? そしてこの答えを間違えただけで、そんな冷たい反応する!? ビックリした私はすっかりしょげてしまいました。

恋愛って奇跡すぎる

婚活パーティーでも合コンでも日常の何気ない出会いでも、お互いに(いいな)と思えて交際に発展する、結婚に結びつくことの貴重さ。恋愛って本当に奇跡的なものなんですね。

その奇跡を信じて私たちは何度驚いても傷ついても諦めずにまたきっと、婚活パーティーという名の社会科見学にイソイソと出かけてゆくのでしょう。何度殴られ倒されても起き上がる、『ロッキー』のシルベスター・スタローンのように。

(コラム:眞駒/@ameni1952

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