人生のおどり場ダンサーの「もやもや」日記 第1回

「仕事だから」を印籠のように振りかざす男

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「仕事だから」を印籠のように振りかざす男

しょうがないのはわかるけど

2016-5-10-koizumi2

(漫画:田丸こーじ)

漫画下コラム担当:眞駒

初めまして! 漫画下コラムを担当させていただきます、眞駒です。独身彼氏ナシ都内IT企業の営業職。歴代彼氏や元カレや彼氏未満のまま消えゆく諸男性方と闘い、会社の鬼みたいにデキる上司や鬼みたいに可愛い先輩OL達と闘い、鬱屈しつつも増長せんとする自らの女性性と闘い……とにかく何かと闘い続け、そして見事に負け続けて、早いもので社会人も数年目になってしまいました。

「仕事が入ってムリそう」の一言LINE問題

さて、皆さんはゴールデンウィーク、楽しく過ごされましたか? 私は有給をここぞとばかりに発動させ、久しぶりの平日デートを企みました(デートといっても、相手は恋人じゃないのが悲しいけれど)。昼間から美術展を巡って、ゆっくりダイニングバーで食事して……カンペキな計画を崩壊させたのはまさに、お相手の男性に突然入った仕事でした。とても楽しみにしていたのに「仕事が入ってムリそう」のLINEののち、スマホは完全に沈黙。……分かるよ、私も働いてるから理解はあるつもりだし? 結局昼間はひとり手持ち無沙汰で、夜になってやっといつもの居酒屋で会えて、十分幸せだったよ? だけどさあ……。

東京無線と尽きない恋心

勤務後の会議が長引くと、しばしばデートは深夜コースになりご馳走してもらった額より高いタクシー代を東京無線に献上してしまう。でも好きな人と一緒だったら、たとえ多少の支出をしようとも、翌日寝不足で肌がガサガサになろうとも、サッサと終電で帰ることはできないのが乙女心ってものです。

なのにどうして男性は、取引先からの唐突な「デートなんかやめてサア六本木で会おうよ」という岡村靖幸まがいのアポ依頼に悲鳴を上げながらもイソイソ電車に飛び乗っては「大変だったよ~」とどこか誇らしげなのでしょうか? 仕事に振り回されると嬉しくなっちゃったり有能感を得ちゃったりするのが男子心ってものなんですか?

ガムシャラに働く、働きマンたちとともに

会えるのを楽しみにキツイ仕事も乗り切ったのに彼は現れず、不吉に光るLINE通知。「大丈夫だよ! がんばってね!」と明るく応えながら萎えていく私達の心は、いったい誰が励ましてくれるのでしょう。少しでも申し訳なさそうな素振りを見せてもらえるだけで、救われた恋心もいっぱいあったはずなのにな……。

ガムシャラに頑張る働きマン達が背負う因縁は今夜もまた、どこかに小さな悲劇を生み出していくのでしょう。

このような連戦連敗の雑魚キャラである私が、ウートピさんという見識広いメディアで書かせていただけるなんて、とても貴重で有難く、恐縮というかオカシイというか、つまり(どう考えても場違い……)と今も思っています。けれど、このマンガの主人公マリサちゃんや読者の方々もみんな同じ、この社会という荒野の戦場で必死に生き抜く戦士なんです! という編集さんのお言葉を胸に、みんながんばろうね!という想いで書いていけたらと思っています。よろしくお願いいたします。

(コラム:眞駒/@ameni_

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