ペットの治療に21万…お金がない! そんな事態を防ぐ、月460円からの「ペット保険」って?

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ペットの治療に21万…お金がない! そんな事態を防ぐ、月460円からの「ペット保険」って?

上京以来、ふたり暮らしのトイプードル

21時には帰宅する予定が、予期せぬ残業になったり、付き合いの飲み会が入ったりすると、自宅でひとり待っている「家族」のことがとても気にかかります。大学を卒業後、東京で働き始めてからずっとブラウンのトイプードルとふたりで暮らしています。「彼」も今年6歳となりました。

「ドッグイヤー」という言葉があります。環境が変化するスピードが速いことのたとえですが、本来は「犬の1年分は人間でいうところの7年分」という言葉から来ているらしい。そうすると私のパートナーも42歳。部屋のなかを駆け回る速さも、食欲も、「最近、ちょっと弱ってきたかも」と感じることが増えました。

私の医療費は3割負担なのに……

「彼」が年齢を重ねてくると、何よりも恐いのは病気です。

同じく独身で、ミニチュアダックスフンドを飼っている大学の頃からの友人がいます。その「彼」も最近入院して出費が痛かったとか。これまで「彼」がちょっとしたケガをして動物病院に連れていったときも、「自分が加入している公的保険に『彼』も加入できたら、医療費は3割で済むのに……」とずっと思ってきました。だって、椎間板ヘルニアの治療を受けただけで、21万2500円もの治療費を払わなくてはいけないのです。

ところが最近、公的保険ではないものの、「彼」のようなペットが加入できる保険があるという話を聞きました。それが「ペット保険」です。

鳥類や爬虫類を対象としたペット保険も!

ペット保険とは、飼っているペットを病気やケガが襲ったとき、治療費を補償してくれる医療保険です。ペット保険は取り扱い会社によって、鳥類や爬虫類を対象に含んでいる保険もありますが、多くの保険会社の商品は犬か猫向けとなっています。

また、補償内容についても、病気だけを補償範囲としているものと、補償範囲をケガまで拡げているものがあります。ペット保険に詳しい専門家に話を聞いたところ、トイプードルなどの「屋内犬で、あまり動き回らない種」は、病気のみの補償で問題ないのでは、とのこと。走り回る猫ちゃん、確かにケガが恐いですよね。

医療費の補償範囲は50〜70%

ペット保険は医療費に対して、50%や70%という補償範囲の上限額が決まっていて、商品によっては3000円程度の「免責額設定」があります。免責額設定とは、医療費の総額からあらかじめ決められた免責額を引き、残額に対して50%や70%の補償をかけるというもの。つまり医療費全体が3万円で70%の補償範囲だった場合、(3万円−3000円)×0.7=1万8900円を受け取ることができます。

一般的に免責額のあ設定がなく、かつ「70%補償」など、補償内容の手厚いものほど保険料が高くなる傾向があります。イオングループが販売している「イオンのペット保険」の保険料は、ケガのみ対象の70%補償プランで保険料年払い1万2650円(月払1110円)、50%補償プランで保険料年払い1万720円(月払940円)と設定されています。

参考リンク:イオンのペット保険(個人生活総合保険)
 

月々の保険料が460円という格安プランも

ペット保険は数年前、「ペットにも医療保険を」という声が高まり、保険会社が新商品を打ち出しました。ペット保険のような「今までになかった保険」をミニ保険(少額短期保険)といいます。今年3月には、「ミニ保険完全ガイド150(宝島社)」という特集雑誌も発売されるほど、注目されています。業界最安クラスの「ペット医療保険・ペット手術保険ずっといっしょ(あんしんペット少額短期保険株式会社)」では、月460円からという驚きの保険料設定がされています。

犬の種類によって補償範囲も保険料も違ってくる

ペット保険が(人間に対する)生命保険と異なるのは、同じ「犬」でも大型犬・中型犬・小型犬と、さまざまな種類があることです。人間でいう性別や年齢の違いに近いですね。種類によって保険の対象外となるもの、保険料が違ってくるものもあります。

(人間の)生命保険は保証について、何が主契約にもとづく保証で、何が「特約」にもとづく保証か確認してから契約するもの。たとえば、「がん保険」なら、がんによる通常の手術内容や入院、通院が主契約にもとづく補償で、先進医療による手術費用、再発時や転移時の一時金保証が特約としてついてきます。

これはペット保険にしても同じこと。ペット保険の特約には、診断書発行の手数料に対する補償、ペットが入院したときに飼い主が近隣のホテルに宿泊するときの「宿泊費」をカバーするものも存在します。ペットが万が一、誰かを傷つけてしまった場合の「個人賠償」を補償範囲としているものも。また、考えたくはないですが、永遠の別れはいつか訪れるもの。お葬式に関わる費用が補償されるものもあります。

ペット保険もやっぱり「あいみつ」が肝心

そんな、数あるペット保険から「彼」「彼女」にぴったりの保険を見つける秘訣は、やっぱり「労を惜しまず『相見積もり』を取ること」です。毎日の生活に安らぎと笑顔を届けてくれる家族のこと、決して大変ではありませんよね。

検索サイトで「ペット保険」と入力すると、ペット保険各社のホームページが見つかります。ここに「保険料シミュレーション」があり、「彼」「彼女」の種類や年齢を入力すると、すぐに保険料が算出されます。これで各社の保険料を算出して、比べるようにしましょう。

種類や年齢に応じて、ペット保険はさまざまな商品が発売されています。「万が一」の準備をしっかりと進めて、今日も明日も変わらず、大切な「家族」との時間を慈しみたいものですね!

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