有吉弘行や坂上忍はなぜモテるのか?

有吉弘行や坂上忍など、最近の芸能界では“毒舌男子”が人気。失言に慎重な時代の空気のなかで、絶妙なセンスで人を笑わせる毒舌を繰り出し、人気を博しています。しかし毒舌は“諸刃の剣”。さじ加減を間違うと、人を傷つけ、嫌われる原因になってしまうこともあります。毒舌がゆえにモテる人と、嫌われる人の違いはどこにあるのか、分析してみました。

    モテる毒舌男子は愛情深いフォロー上手!

毒舌とは、ともすれば相手を傷つけるかもしれない「事実」や「本音」を口にすること。「本音」を口にできる人は時に、無難な「建前」ばかり言う人よりも、裏表のないオープンな人だと親しみを覚えられることもあります。
ただし、これは周りが「確かに!」と納得するような、的を得た内容でなければNG。有吉さんも著書『嫌われない毒舌のすすめ』のなかで「毒舌を吐くなら、反論できないような的確なことを言え」と説いています。

また、モテる毒舌男子を見ていると、ただズバリと「本音」や「事実」を言うだけではなく、きちんと「気遣い」の言動もプラスしていることが多いようです。例えば、髪をばっさり切った女性に、「一層、色気がなくなったな」と突っ込んでおいて、「でもまあ、顔が小さいからショートも悪くないんじゃん?」とフォローしたり、飲み会で「これだからアラサーは!」などと散々イジっておきながら、夜道はちゃんと送ってあげたり……など。

厳しいことを指摘しつつも、「でも、だからダメ、嫌い、というわけじゃない」という、愛情を感じるフォローがあると、女性は逆に心を揺さぶられるので、結果モテ男子に。「本音をはっきり言うけれど、実は愛情深い」ところが垣間見える人は、男女問わず周りに可愛がられやすいと言えるでしょう。

    嫌われる毒舌男子は気遣いのできない自分好き!?

では逆に、毒舌がゆえに嫌われてしまう人はどうでしょうか。上述のような愛情を感じさせるフォローがないことに加え、「ズバリ、言ってやった感」を醸し出しているケースも多いようです。鋭く事実を指摘したことに“得意げ”になり、言われた相手がどう反応しているかにも鈍感。気遣いや愛情が少しも感じられないので、カチンとさせてしまうだけで、ただの“自分好きな口の悪い人”に見えてしまいます。

こう考えると、自分が言い放った言葉が周りにどう受け取られたかに注意を払い、フォローや後始末までができてこそ一人前の毒舌と言えるのかも!?

    愛嬌やギャップ、陰の努力で毒舌女子もモテる!?

毒舌で嫌われないためには、愛嬌やギャップも重要。有吉さんは自身を“笑い上戸”だと語り、先輩にも「顔で助けられている」と言われるそうですが、童顔でニコニコしていることが多いので、その笑顔とのギャップで毒舌が和らいでいる部分も大いにあると言えるでしょう。坂上忍さんも意外に不器用で涙もろいところがあるなど、毒舌をもって余りある“愛嬌”がありますよね。さらに2人とも不遇な時代を乗り越えた過去があり、「生まれつき恵まれた人の、上から目線の毒舌」ではないことも、支持に繋がっているポイントの1つのようです。

まとめると、毒舌でもモテる人の特徴は、愛情を感じさせる“フォロー”ができること、愛嬌やギャップがあること、努力を感じられる人であること……などになるでしょうか。対人関係のプラスにもマイナスにもなる毒舌、女性でもうまく使いこなせばモテる要素になる可能性大だと思います!

外山ゆひら