戦略的婚活・宮本アサギさんインタビュー(後編)

「結婚は良いことしかない」相手を見つける最短コースは“フルオープン”でいること

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「結婚は良いことしかない」相手を見つける最短コースは“フルオープン”でいること

「戦略的結婚」を提唱してコンサルタントを行う、1児のママであり起業家の宮本アサギさんへのインタビュー後編。彼女の元には、恋愛や結婚がうまくいかない、自分らしさがわからないと悩む女性が多く訪れる。悩んでしまうのは、「自分のしたいことに気づいていない」「勇気がない」ことが大きな原因だと宮本さんは言う。また、「そもそも自分の理想の男性像や結婚生活がイメージできない人はどうすればいいか?」という問いに対しても、明快な答えを聞かせてくれた。

【前編はこちら】男に媚びるモテテクでは良い結婚ができない 「戦略的結婚」で理想の生活を目指せ

結婚へのネガティブイメージが、行動をブロックする

――宮本さんの元に相談にくる女性たちは、どんな悩みを持った人が多いんですか?

宮本:既婚者も独身者の方もいらっしゃいますが、相談内容が恋愛のことだけというケースは、ほとんどないですね。あと、相談にのっているうちに気づいたんですが、たとえばモテる技術というか、意中の人に好かれるテクニックだけを求めている方も少ない。

多いのは、「いいと思える人がいない」「結婚とか子育てに夢を見られない」など、根本的な部分のご相談です。結婚できる・できないって、外見がキレイだとか、お料理や家事が得意とか、そういうことじゃないんですよ。

――確かに美人で魅力的な女性なのに、いつまでも結婚しない人って案外いますよね。本人に結婚願望があってもできない場合は、なにが問題なんでしょう?

宮本:それは、本人が結婚したくないんですよ。結婚したいと言いながらも、実は「結婚すると好きなことができなくなるな」「いろいろ面倒だな」と思っていることが、実際の行動にストップをかけているんです。もし、本当に結婚したいのであれば、自分自身が行動にブロックをかけていることに気づかないとダメ。たとえば、結婚したら嫌だと思うことを書き出していくと、絶対書けるはずなんです。

――嫌だと思うことを把握して、それをしなくていい結婚を目指すと。

宮本:そう。私なんかは大体の人が結婚に抱いているネガティブイメージ、たとえば家事や育児に追われて自分の時間がなくなる、オシャレができない、などを感じない結婚生活を求めた結果、実際に今実現できています。結婚ってお金は2倍に、家事は1/2にできるんですよ。そうやって結婚を「100%楽しいもの」だと思えれば、絶対したくなる。結婚したらこうしなきゃいけないっていう思い込みを捨てて、自分次第で理想の結婚は叶えられると知ることです。

婚活パーティーはダメ! 理想の男性は「職場と友達」から探す

――結婚相手って長い人生を共にするパートナーだと思うんですが、どんな男性を選べばいいかわからないという人は、どうしたらいいでしょう?

宮本:まず、自分がどう生きたいのか理解しましょう。自分がどうしたいのかがハッキリわかるようになると、自分の好みのタイプがわかるんです。好みのタイプとは、価値観が合う人。海外によく行く女性なら、同じように海外を飛び回っているような男性が合うでしょうし、公務員で安定志向の方だったら、同じような方が合うはずです。あとは、自分の生き方を応援してくれる男性を選ぶといいですね。

――そういった理想の男性とは、どこで出会えるんでしょうか?

宮本:私、クライアントさんにもいつも言ってるんですが、絶対、婚活市場には行かないほうがいいですよ。婚活パーティーやお見合いは全部ダメ。じゃあどこで探すかというと、職場か友達。私、職業とか友人関係ってすごく大事だと思っていて。日本って職業を自由に選べるじゃないですか。友達もそうですよね。膨大にある選択肢のなかで、自分が選んだものを同じように選んできている人は、やっぱり価値観が合う人が多いんです。

結婚への最短コースは最初から「フルオープン」でいること

――宮本さんは、旦那さんと付き合いはじめて2週間で婚約されたそうですが、価値観が合うかどうかは、どうやって見極めたんですか?

宮本:価値観を知るには、自分の素直な気持ちをぶつけてみて相手の反応を見るしかないですね。ムダな時間をかけないためには、最初から“フルオープン”でいることが大事。私の場合は、最初から相手の深い価値観を探るような質問をたくさんしました。「あなたは会社で、将来的にどんなことがしたいの?」とか、「私は仕事をしていて、こういう瞬間が楽しいんだけど、あなたはどう?」とか、時々自分の価値観も織り交ぜながら。そうやって、最初から仕事観とか人生観とか、深いところまで切り込むと、合うか合わないかって、すぐわかりますよ。

――じゃあ、深い価値観を知るには2週間で十分だったと。

宮本:そうです。3回のデートで「結婚前提で付き合う」と決めて、2週間後にプロポーズしてもらって婚約しました。

――じゃあ、相手に好かれるために自分を盛って良く見せようとしたり、「まだ相手のことがわからないから」と言って、何度もズルズル会ったりするのは良くないんですね。

宮本:はい、自分を偽らない、良く見せようとしない。もう会った瞬間にドーンといかないと、時間のムダなんで(笑)。

「この世にひとりしかいない人」を目指せば結婚できる

宮本アサギさん

宮本アサギさん

――宮本さんは「戦略的結婚」を大々的に打ち出されています。「あざとい」など、ネガティブなイメージを与えるかもしれないという不安はありませんでしたか?

宮本:するどい質問ですね(笑)。個人でビジネスをはじめる場合、「それなりにいい人」じゃダメなんです。この世にひとりしかいない人を目指すべき。結婚もそうで、この世にひとりしかいない女性になったら、もれなく結婚できるんですよ。だから、あえて嫌われるほうにフォーカスしています。わざと嫌われようとしているのではなくて、正直な部分を隠さないということですね。そこで残った人って、本当に自分と価値観が合う人だから。

これを言ったら嫌われちゃうかなとか、人と違うかもしれないなと思う正直な部分を伝えてこそ、深く共感してくれる人が集まるので、どちらかと言えば聞こえの良くない売り方を考えていたんです。したたかとか、強欲な女とかいろいろ考えましたが、最終的に「戦略的」だなと。

――なるほど、そうやって割り切ればストレスも溜まらなさそうだし、人生楽しいかもしれないですね。

宮本:そうそう。自分を肯定的に受け入れることって大事ですよ。自分に厳しいと人にも厳しくなって、好きにもなりづらいですし。最終的に価値感が合う人しか残らないから、すっごい楽しい。結婚もいいことしかないですよ。

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