「性の話題を、もっとオープンにしたい」が8割 タブー視が偏見を増長させている

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「性の話題を、もっとオープンにしたい」が8割 タブー視が偏見を増長させている

妊娠、出産、育児、あるいは性差別、痴漢、性的搾取、性暴力などの性被害……社会について考える上で、性の話題は避けて通れません。しかし、性にまつわる話はいまだにどこかタブー視されており、女性が発言するのは“下品でいやらしい”という認識も社会に根強く残っています。

ウートピ世論のアンケートでは、80%の人が「性の話題はもっとオープンになってほしいと思う」と回答しました。コメント欄では、“いやらしい”という考えが性への偏見を助長するという意見が寄せられています。

【アンケート】「性」の話題はもっとオープンになってほしいと思う?
※サンプル数:620人(2月18日現在)
※ウートピ世論調査結果より(投票結果はコチラ
※回答はわかりやすいよう一部表記を変更しています

20160219-sei

<アンケート結果>
「思う」・・・・・80%
「今のままでいい」・・・・・20%

「女性を守るためにもオープンにすべき」

「思う」と回答した人の意見では、「性」の話題をタブー視することが、性差別や性暴力に繋がるのではないかとの懸念が目立ちました。

・「隠すべき」という意識が、たとえば性被害の泣き寝入りにつながっているのでは。「開いて守る」ことで、社会がより性暴力に立ち向かえると思います
・性にまつわる暴力や差別、偏見というのは、それが「プライベート」なこととしてあまりにも語られないがゆえに、そうした偏見を助長するようなメディアの影響を受けて再生産されていってる気がするので、もっと公的に話せるようになればいいと思います
・臭いものに蓋とばかりに、性の話をタブー視するから、誤った知識を鵜呑みにして傷つく人がでる。

性犯罪の被害にあった人が警察に被害届を出すのは、実際の件数の約1割程度とも言われています。中には、親に相談したら「家の恥だ」と罵倒され、被害を訴えるのを諦めたという話もあるようで、「性」は恥ずかしいものという社会の認識が、性犯罪を看過させた部分は否定できないでしょう。

・性教育ですら親子で話せない人もいるので、そういうことから性について何か困ったときに相談しにくい雰囲気になるから、もっとオープンに相談しやすくなるといいと思う。下品で不快な話を公(おおやけ)にするという感じではなく

性についてもっとオープンに話せる雰囲気が広がれば、こうした問題も前進するのではないでしょうか。

性への偏見は、性教育の中にも存在する

また、性教育をもっと見直すべきとの声も寄せられていました。

・性=いやらしいもの、という認識がセクハラや犯罪を起こしている。きちんとした教育がもっと必要
・知らないのが罪ではなく、教えないことが罪だって聞いて、その通りだと思った

性教育は大切ですが、教える側の性を扱う態度によって、正しく伝わらないこともあります。

・下品にひけらかすという意味での「オープン」ではなく、一般的な知識・常識としてもう少し性(セックスだけでなく)について議論があってもいいかな?と感じます。(個人的な感覚ですが)私が受けた性教育の落としどころは「いけないこと」「恥ずべきこと」でした
・下品とか言う人はきちんと知識がつけられていないだけだと思う。生きていくうえで必要な知識をきちんと知ることができないのは自分たちも次世代も迷惑

性と生は、切っても切り離せません。性とどう向き合っていくのか、もっと真剣に考える必要があると多くの女性が感じているようです。偏見のないフラットな立場から性を捉えることが、社会を変える一歩になるのかもしれません。

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