「LINEの連投には厳重注意」復縁カウンセラーが説く、社会人の恋愛失敗パターン

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「LINEの連投には厳重注意」復縁カウンセラーが説く、社会人の恋愛失敗パターン

恋愛経験を重ねて比較対象が増えたことで、「昔の彼、あの時は別れてしまったけど実はいい人だった」なんて元彼の良さに気づくこともあるかもしれません。

もう彼は昔の人だし、今更連絡を取っても仲良くは出来ないだろう……そう思ってチャレンジを諦めるのは気が早いと、一万人の復縁相談に乗った心理カウンセラーの坂田陽子さんは言います。

一時は仲の良かった元恋人と、どうやって距離を縮めればいいのか。復縁に必要なスキルとは? 80パーセント以上の復縁成功率を誇る、坂田先生にノウハウを伺います。

SNSの普及で復縁希望者が増えた

——坂田さんは、20年以上男女の復縁をサポートされ、最近では著書『元カレと絶対復縁宣言! !
』(ぴあ)も刊行されました。長年、数多くの恋愛を見てきて、今と昔で何か変わったところはありますか。最近の若者は恋愛をしたがらない、ともよく聞かれますが。

坂田陽子(以下、坂田):恋愛模様が大きく変わったとは感じませんが、復縁を望まれる理由として、SNSの普及により「学生時代の彼とよりを戻したい!」というような復縁希望が増えました。フェイスブックの「友達かも?」に出てきて、写真を見ると楽しかった日々が思い出されるんだとか。

——確かに、「友達かも」をうっかり辿るといろんなものを発掘できちゃいますね。別れて時間が経った人ともよりを戻せるんでしょうか。

坂田:男の人って、自分が以前付き合った女性との思い出を勲章のように大切に持っていることが多いんです。部屋に飾って、たまに眺めて満足するんでしょうね。だから、やり方を間違えなければ、よりを戻すことは比較的簡単にできます。

むしろ、時間が経っている方がやりやすいですね。男性にとっての思い出は昔のものの方が輝きを増すんです。向こうにすでに奥さんがいるなど、よりを戻せない理由がある場合などは別ですが……。

女性の場合、以前の交際相手への思いは二極化しています。「よりを戻したい!」と、私のもとに相談にきてくれるような人ももちろんいますが、別れた瞬間に相手を毛嫌いするタイプも多いです。私は女性と復縁したい男性の相談も受けるのですが、そういうときは難航しますね。女性の復縁希望者より、男性の復縁希望者の方が難易度は高いかもしれません。

人間の間で起こった揉め事は100パーセント解決する

——坂田さんはこれまで、1万人カウンセリングした中で8割を成功させているんですよね。なぜそんなにたくさんの人を復縁させられたんですか?

坂田:時間がかかる人もいますが、基本的に「人間の間で起こった揉め事は100パーセント解決する」と思っているんです。復縁に限らず、喧嘩をしてしまった友人関係もそうです。一時は仲が良かったのですから、生理的に合わないということはないはず。どちらかが理解し合うことを諦めてしまうから、解決が遠のいてしまうんです。辛抱強く、考え続けることが重要です。

——復縁カウンセリングは、具体的にどういうステップを踏むのでしょうか。

坂田:まずは、復縁希望者に話を聞き、別れてしまった原因を探ります。メールやLINEなどを見せてもらうこともあります。そこから、元カレによりを戻す気はありそうか、別れたあとに友人としてはうまくやっているのかなど、相手の気持ちや二人の距離感を探っていきます。客観的に見て、ダメなところがあったら直してもらいます。

恋愛がうまくいかない人の特徴

——別れてしまった人に共通する悪い習慣はありますか。

坂田:向こうの返事も待たずに、何度も連絡を取ってしまっている人は多いです。仕事で忙しくて返せなかったんだ、と返事をされても、食い下がって不満を言うような。それでは、相手は疲れてしまって当然です。

向こうが1日に1回しかLINEをしたくないなら、それに合わせた方がいいと思います。常に状況を俯瞰できないと、最初のラブラブ期はいいにしても、いつのまにか愛想をつかされてしまうことも。細かいことですが、積み重なれば負担に繋がるので大切なことです。

別れ方によって、復縁までのプランを変えるようお話しています。長期間もめにもめて、最後に連絡も取れないような状態になって決定的に嫌われた人には、悪い印象を薄める期間として何もアクションを取らないように指導します。

喧嘩別れをした人は、よりを戻しやすいですね。いますぐ連絡をとって素直に謝るよう指導すると、即日でよりが戻せることもあります。人の気持ちはどんなものであれ、時間を置くと薄れるものですから、それを利用して復縁するよう進めています。

「ありのままで愛されたい」は甘え

——坂田さんは、相手の出方によって態度を変えていく復縁方法を推奨されています。それって、感情を抑えて我慢をするっていうことですよね。社会人として仕事でも我慢をして、恋愛でも相手の顔色を伺って……だと、休まる暇がないと感じる人もいると思うのですが。

坂田:「ありのままで、我慢しないままで愛されたい」というのは、甘えだと思います。人間がありのままでいていいわけがないです。また、ありのままでいて、どちらかに負担がかかるような関係は続かないことが多いです。当然ですよね、相手も普段働いていて、疲れているのですから。

交際していると、自分の悩みを全て癒してもらって当然というような態度で、相手にドーンと寄りかかって甘えてしまう人がいますが、甘えていいだけの利益を相手に与えているかどうかを考えてみてほしいです。

仕事に置き換えてみてもいいかもしれません。商品を売りたい営業マンは、どうすれば売り上げを上げられるでしょうか。「買え!」と大声で言って、商品をぎゅうぎゅう押し付けても買ってくれる人は少ないですよね。自分の見せ方をちゃんと考えて、アピールポイントを整理し、プレゼンをすることが大切です。そうして、そこを見失ってしまう人は、だんだんとうまくいかなくなります。

相手とずっと一緒にいたいなら、自分の感情を抑制することを考えなければいけません。もし一度復縁できても、また同じ過ちを犯して別れてしまうことになりますから。

彼との時間がほしいなら、押し付けでなく、相手が進んで距離を縮めようという意思を持たせることが大切です。

失敗した人の共通点

——復縁の失敗パターンには、どんなものがあるでしょうか。

坂田:実は、失敗した2割の人は、我慢ができなかった人なんです。今連絡をとってはダメとアドバイスをしても、連絡してしまう。直さなければならない習慣も、続けてしまう。

別れを一度選んだということは、自分にダメな場所があるということ。付き合っていたときほど自分に対しての愛がない相手に、粛々と、自分に足りないものを考えて、変えていくのは精神的に負担が大きい作業です。

でも、相手の求めるものと自分が与えられるものをしっかり考えて復縁を乗り越えた女性は、不思議と仕事もうまくできるようになるんですよ。激しい恋愛感情を持ちながら、ある程度感情を抑えて、相手の立場に立ってものを考える経験は、ビジネスの上でも役に立つのだと思います。

よりを戻したい元彼がいる方は、一度冷静になって自分を見つめ直してみるといいんじゃないでしょうか。それさえできれば、復縁は難しいことではありませんから。

(寿ちか子)

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