葬儀は12月〜2月に増加する 知っておきたい「弔電」マナー

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葬儀は12月〜2月に増加する 知っておきたい「弔電」マナー

全国的に、12月から2月は葬儀が多くなると言われています。年末・年度末という会社が忙しい時期と重なっているため、ときには出席できないこともあるでしょう。どうしても出られないときのために覚えておきたい、「弔電」の作法をご紹介します。

「弔電」とは、本来事情があって通夜や告別式に参列できないときに、喪主や親戚に対して弔意を表す電報を送ることです。遅くとも告別式に間に合うように手配するのがベストです。

弔電の送り方手順

1.送り先を確認する
訃報を見て、葬儀や告別式が行われる会場を確認します。 斎場で行われる場合には斎場を、自宅で行われる場合には喪家を送り先にします。

2.宛名を確認
通常は「喪主宛」としますが喪主の名前が不明の場合は亡くなった方の姓名を書いて「ご遺族様」または「ご遺族一同様」と書きます。

3.お悔やみ文を考える
故人を思ってリジナルの文章を作ってもいいですし、弔電文例を引用+アレンジして送ってもOKです。 忌み言葉に気をつけて文章を作成します。

4.打電
電報は、電話またはインターネットで送ることができます。電話の場合は、オペレータに送り先の住所、お名前、台紙とメッセージを口頭で伝えていきます。電話を受け付けていない時間帯や通話できない場合は、24時間申し込み可能な電報サービスを用いるといいでしょう。

弔電のベストな金額とは

弔電を送る際の費用は、約7割が「3,500円以内」だそう。(KSGインターナショナル調べ)祝電や弔電は、法律上「特定信書便」と呼ばれており、その最低額は1000円と定められているので、多くの人がそこより2500円ほど高額のものを選んでいるということになります。インターネットから申し込める「e-denpo」だと、織物電報「安らぎ」(2000円/税別)や、帛紗(ふくさ)電報「佇み」(3150円/税別)の利用が多いようです。

どんな文面を送ればいい?

弔電には、葬儀の宗派による言い回しや、使ってはならない忌み言葉があります。下記のサンプル文面を参考に考えてみてください。

一般の弔電文例
・突然の悲報に接し、動揺のあまり声も出ませんでした。 ご遺族の方々のお悲しみはいかばかりかとお察しいたします。心からご冥福をお祈りいたします。

・ご逝去の報に呆然といたしました。まだまだお元気だった故人の面影が目に浮かびます。 教えていただきたいことが、たくさんありましたのに。心からご冥福をお祈りいたします。

・早いもので、 ○○様の七回忌がめぐって参りました。ご立派な方だったと今もなお思い出されます。 ご冥福と皆様のご健康をお祈りいたします。

弔電文例(キリスト教式)

・○○様の悲報に接し、驚いています。どうか安らかにお眠り下さい。 ご家族皆様の上に、主イエス様のお慰めと励ましがありますようお祈り致します。

・ご生前に賜りましたご恩にあらためて感謝申し上げます。 今はすべての重荷を下ろして、愛する主イエス様のもとで憩っておられることでしょう。 ご家族の上に主イエス様の慰めが豊かに注がれるようお祈り申しあげます。

忌み言葉のマナー
葬式や葬儀では、不吉な意味を連想させる言葉は「忌み言葉(いみことば)」と呼ばれ、使用しないのがマナーです。 電文だけでなく、弔辞やお悔やみの挨拶文でも同様に気をつけましょう。

【忌み言葉(いみことば)】
いよいよ、浮かばれない、追って、返す返すも、重ねて、重ね重ね、再三、重々、たびたび、次々、続く、尚、再び、ますます、またまた、迷う

【神式やキリスト教式の葬儀の場合】
「往生、供養、成仏、冥福」の言葉は使用を避けましょう。各場面で、忌み言葉は変わってきますので、使用する際は十分に注意して弔電を送りましょう。

葬儀は突然やってくるもの

人の死は予想をして待つことのできない、避けられないものです。前もって弔電のマナーを知っておき、縁あった方への最後の礼をつくしましょう。

(編集部)

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