都議会議員おときた駿インタビュー

おときた議員が語る“7歳の娘の父になる決断” 「家族を幸せにできない人間に政治はできない」

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おときた議員が語る“7歳の娘の父になる決断” 「家族を幸せにできない人間に政治はできない」

シングルマザーや子育てを支援する政策を打ち出す、32歳の議員・おときた駿さんが、結婚を機に7歳の娘を持つ“父”となったことが話題になっている。江東区議会議員である三次由梨香さんの連れ子だという。

おときたさんは、不透明になりがちな政治に危機感を持ち、議会で起こった出来事等、国民に見えづらい政治の実情をブログで発表する“ブロガー議員”として知られている。

近年では、「セクハラ野次」が話題になった際にもいち早くブログを更新し、出席していた該当議会で起こった一部始終を解説。「民意の代表たる議員が集まる議会がこれほど古色蒼然とした状態で、東京都の女性活用や子育て支援政策が進むはずがない」と問題提起して注目を集めた。

そんなおときた議員は、11月23日に結婚を発表した際も、サーバーがパンクするほどの反響があったそうだ。32歳でいきなり7歳の父になるには、相当な覚悟がいることは想像に難くない。おときた議員は結婚について、どんな思いを抱いているのか。また、自らが支援してきた存在の“当事者”になることで、今後の政治への取り組みに変化はあるのか。

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きっかけはフェイスブックのメッセージから

――結婚報告をブログでしたら、すぐにサーバーがダウンしたそうですね。

音喜多駿(以下、おときた):ええ、油断していたので(笑)、びっくりしました。15分も経たないうちにダウン。今まで都政についていろいろストレートな意見を書いてきたので炎上には慣れていたはずなんですが……。

ブログ:【ご報告】私たちは家族になって、恋人になって、また家族に戻るの

――江東区の議員である三次さんとはどうやって知り合ったんですか?

おときた:去年の今ごろ、彼女が都議会に見学に来たんです。私の同僚で彼女とママ友でもある上田令子都議が紹介してくれて挨拶して。その後はフェイスブックで「友だち」になって、食事に行くようになって、という展開ですね。最初から子どもも交えて3人で会っていました。僕はふたりのつもりだったから、「あ、予約3人にしないといけないんだ」って感じで。

娘は男には懐かないと言われていたんですが、最初からけっこうウマが合いました。

――三次さんってどういう女性なんですか?

おときた駿さん

おときた駿さん

おときた:元ヤンですよ(爆笑)。いや、彼女は否定すると思うけど。ただ、育ってきた背景が違うので、最初はギャップがありました。僕は進学校から早稲田に行って、周りも似たような友だちが多かったし、結局、社会の上澄みみたいなところしか見ていなかった。だけど彼女は高卒で、二ヶ月の娘を抱えて産後ウツになって離婚して、そこから自分で起業した。そういう女性がおもしろかったし、実際には苦労人で勉強熱心ですし、すごいなとも思った。お互いに補完し合えるところがあるんじゃないか、と。

一年以内に決断、政治家流恋愛術

――じゃあ、つきあいもそう長くはなかったんですね。

おときた:ええ、長くつきあう気はありませんでした。僕、もともとそうなんですよ。1年以上つきあったことがない。というのは、結婚してやっていけるかどうかを見ているから。まずは「家族観ありき」なんです。ただ、だらだらとつきあっていても意味がないでしょ。

――それ、独身女性にはグサリとくる言葉かも。

おときた:独身女性は気をつけたほうがいいかもしれません。相手のことを考えているなら、男はなるべく早く結論を出すべきじゃないでしょうか。ずるずるとつきあっているだけで結婚する気がない男だったら、女性もさっさと見切ったほうがいいと思うし。

――プロポーズはどちらから?

おときた:それは僕からです。でも、つきあい始めに関しては、お互いに「そっちからアプローチしてきた」と見解の相違がある(笑)。

――なぜ、結婚を急いだんですか?

おときた
:つきあっていく中で、娘が習い事などのお迎えに来てほしいとか、学校行事に来てほしいとか、いろいろ言うわけです。だけど僕は家族じゃないし、「お母さんの恋人」として参加するのも中途半端でしょ。だったら、家族になったほうがいいと思ったんです。「娘が音喜多という漢字を練習してる」という相方(三次さん)からの微妙なプレッシャーもありました(笑)。

――いきなり父親になるって大変だと思いますが。

おときた:僕は頭でっかちですから、ステップファミリーってどういうものか、4,5冊本を読んだし、そういう講演会などにも行きました。いろいろシミュレーションしながら、確かに大変ではあるだろうけど、実の子だって苦労はあるし、むしろ挑戦しがいがあるんじゃないか、と。結婚するとき、よく「未熟者ですが」と言いますが、そんなことは言っていられない。全部背負う覚悟がなければ、結婚はできないと思いました。

家族を幸せにできない人間に政治はできませんから。

(亀山早苗)

【後編はこちら】「政界は妖怪だらけ」 都議会議員おときた駿が見たオジサン政治の実態

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