脊山麻理子×北条かや対談

「女は得だ」と批判されても“女の得”を手放すな 脊山麻理子×北条かやが語る

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「女は得だ」と批判されても“女の得”を手放すな 脊山麻理子×北条かやが語る
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左:北条かやさん 右:脊山麻理子さん

グラビア写真集『mariko』(ワニブックス)が発売されたアナウンサーの脊山麻理子さんと『キャバ嬢の社会学』の著者・北条かやさんによる対談中編。第一回では、「仕事で女性らしさを出すことへの罪悪感」について語った北条さん。しかし、その罪悪感を取っ払ってくれたのは脊山麻理子さんがプレゼントした花柄のワンピースだったそうです。第二回は、女性とファッション、そして加齢について伺います。
【前編はこちらから】仕事で“女性らしさ”を活かすのは卑怯? 脊山麻理子×北条かや対談

花柄のワンピースは社会への扉になった

ーー北条さんの今日の衣装は、脊山さんがプレゼントされた洋服だそうですね。やはり女性は男性よりも外見的な見られ方を気にする必要はありますか。

脊山麻理子さん(以下、脊山):男性・女性に限らず、人間は社会の目線から逃れられないと思います。女性だと服装の選択肢が男性よりも多くて、会社に出勤するときにどういう恰好をしようか? と迷ってしまいますよね。かやちゃんは、私がプレゼントした今日みたいな花柄のワンピースを着ていたら社会で生きやすくなるんじゃないかな、と思って先日このお洋服をプレゼントしました。どういう風に自分を発信したいかはファッションからも現れますよね。

北条かやさん(以下、北条):私は会社員のころ、オフィスカジュアルでいい会社だったのに、きっちりとしたリクルートスーツで行っていたため、やっぱり馴染めず浮いていました。やっぱり今日のような女性らしいコンサバな方が世間で受け入れられますし、脊山さんに出会ってから、今は可愛いものを可愛いと言ったり身に着けたりすることに抵抗が少しずつなくなって、女性らしく振舞うことを肯定できるようになりました。

「美人だと思ってそう」嫌味に対処するには

ーータレントとして、周りからの見られ方は気になりますか。

北条:顔出しで活動することによって、世間から「自分で美人だと思ってるだろ」、「美人風な写真を出しているのに発言内容はブス自意識」、「中立的であろうとしているのが気に食わない」といった批判をうけることがあります。ライターや社会学者といった頭脳で勝負する業種にもかかからず、女として姿を現わすことで得しているからなのだと思いました。

脊山:得をすることに否定的な考えをもっている人に対しては、結局その人自身が自己愛が強いから、他人と自分を比べて上下をつけて嫌うんだと思うんです。だから、批判された分だけ人より多くを得ているとプラスに考えて、聞き流してしまえばいいのです。批判されたからといってそれをやめてしまったら、結局、自分の取り分が減ってしまうだけ。喜ぶのは批判した人になってしまいます。自分が持っている得できる部分を、自分をよく思わない人のために手放すことはしなくていいんです。

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北条かやさん

 

若さ=美しさじゃない

ーー脊山さんは新人女子アナの頃に若さで得をしてきたとおっしゃっていましたが、若さは必ず消えるもの。そのことに関してどう思われますか?

脊山:歳をとっていくことを美しいことだと思えないと生きていく意味がないと思います。私が26歳で”若さ”という大きなアドバンテージを持っていると自負していたときに、40歳を超えたRIKACOさんに完敗した。それは加齢をネガティブにとらえずに努力し続けているRIKACOさんのほうが若さにあぐらをかいていた私より断然美しかったからです。前向きでいることをやめなければ、女性は歳をとってもより一層輝けると思います。

北条:日本はとくに若さと美しさを混同されている人が多いですよね。でも、絶対に失ってしまうものに価値を置くのは苦しいこと。映画『ヘルタースケルター』のなかでは、若さと美しさは別のものだというセリフがあります。前向きに歳を重ねていく人は美しい。そう思って日々を生きていきたいです。

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左:北条かやさん 右:脊山麻理子さん

【後編はこちら】「人生はRPG。そう思えば楽しい」脊山麻理子×北条かやが語る、女性のライフプラン
(撮影=竹内洋平)

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