小保方騒動の各社マスコミ見出しまとめ

週刊文春2014年3月27日号中吊り広告より引用

ねつ造疑惑が騒動となっている「STAP細胞」の研究論文。筆頭著者である理化学研究所(理研)の小保方晴子さんへのマスコミ報道がひどいと話題だ。論文発表時は研究者が「女性」であることを強調して持ち上げる記事が乱立したが、ひとたびねつ造疑惑が浮上すると、まるで手のひらを返したようにその女性性を攻撃する論調が目立つ。新聞や週刊誌の見出しから、その報道姿勢をまとめてみた。

STAP細胞論文発表時の見出しは、「おしゃれ」「女子力」「美人」などのキーワードが並ぶ。

■かっぽう着の「リケジョ」、柔軟発想で快挙
読売新聞 2014年1月31日

■万能細胞:作製の小保方さん おしゃれ好き、努力家「新星」
毎日新聞 2014年01月30日

■「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん
産経新聞 2014年1月29日

■30歳美人研究者「普段はこんな女の子」
週刊現代 2014年 2月15日号

■かわいすぎる研究者 小保方さんスイカップだった「早稲女」時代!
フラッシュ 2014年2月18日号

■小保方晴子さん 研究の合間にケーキ作りの修行をし周囲仰天
女性セブン 2014年2月20日号

■ネットも過熱 STAP細胞開発“巻き髪リケジョ”小保方さんの女子力
週刊朝日 2014年2月14日号

■一途なリケジョ 小保方晴子さんの「初恋」と「研究」
週刊文春2014年2月13日号

こうしたプライベートにまで踏み込むほど過熱する報道に対し、小保方さんから報道関係者へ次のようなお願いが出た。

報道関係者の皆様へのお願い
研究発表に関する記者会見以降、研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況です。また、小保方本人やその親族のプライバシーに関わる取材が過熱し、お世話になってきた知人・友人をはじめ、近隣にお住いの方々にまでご迷惑が及び大変心苦しい毎日を送っております。真実でない報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが困難な状況になってしまいました。報道関係の方々におかれましては、どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

しかし、論文のねつ造疑惑が浮上すると、「女性であることを利用した」と袋叩きにするようなバッシングの嵐。

■「小保方博士」が着せられた「灰色割烹着」
週刊新潮 2014年3月6日号

■「STAP論文」事件のウラに不適切な“情実人事” 小保方晴子さん 乱倫な研究室
週刊文春 2014年3月27日号

■小保方晴子さん“リケジョの星”が陥った理研「闇の研究室」の罠
女性自身2014年4月1日号

■オボちゃん [小保方晴子] はなぜ「やっちまった」のか 本当はどこまで悪いのか!? 小保方氏に理研副センター長からの「寵愛」 疑惑の責任は?
女性セブン 2014年4月3日号

論文に不備があったことは事実だとしても、都合のいいように「女性」を利用するマスコミの報道姿勢に対して、世の女性たちはどう感じるだろうか。

(文=編集部)