子どもを預けるのはかわいそう? 仕事と育児の狭間で悩む働く女性のホンネ

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子どもを預けるのはかわいそう? 仕事と育児の狭間で悩む働く女性のホンネ

子育てしながら働くか仕事を辞めるか

平成23年の厚生労働省の調査によると、女性の結婚前就業率を100と見た場合、仕事を辞めず働き続ける人の割合は、「結婚後」で71.4%、「第1子出産」で32.8%、「第2子出産」で23.1%、「第3子出産」では12.8%と著しく減少しています。中でも離職率が一番目立つのは「第1子出産」で、3人に1人が離職しています。(参考:内閣府男女共同参画局より「ライフイベントによる女性の就業形態の変化」
仕事と子育てにどう向き合っていくべきか、多くの女性が悩んでいます。ウートピ世論でも、たくさんの意見が交わされました。

【アンケート】子どもを産んだら、育休・産休をとって復職したい? 仕事を辞めて子育てに専念したい?

※サンプル数:693人(10月19日現在)
※ウートピ世論調査結果より(投票結果はコチラ

子育てしながら働くか仕事を辞めるか

「復職したい」・・・・・55%
「子育てに専念したい」・・・・・45%

出産後の復職は自立を理由にする人が多数

※回答はわかりやすいよう一部表記を変更しています/すべてのコメントはウートピ世論をチェック

まずは「復職したい」と回答した人の意見をみていきましょう。

・それまでの会社人生で手に入れた人間関係を失いたくないので。誰々の母でもなく妻でもなく、個人としての自分との関係を育てて行きたいと思うため
・ただの「◯◯ちゃんの母親」としか見られないのはとても辛い
・同僚が出産を機に退職予定だったが、夫がウツになり休職した為、急遽産休へ変更した。今の世の中リスクを考えたら、共働きがベストだと思う。子どもの為、なんて耳障りの良い言葉だけでは何にもならないと思う

一人の女性として自己実現を求める声や、離婚や失業、病気など、将来起こりうるリスク回避のために仕事を持っておくべきという声が目立ちました。

仕事と育児の両立は「無理ならしなくていい」

また、なぜ女性ばかりが仕事と子育てを天秤にかけなければならないのかという意見もありました。

・そもそもどっちか選ばないといけない、選ぶのは常に女のほう、ってのに問題はないのか?
・男だったら子どもを産むか育てるか、仕事をどうするかなんて聞かれもしない

これに対し「子育てに専念したい」と回答した人から、こんな意見が寄せられました。

・男には胎盤もないから産むことはできない。母乳の出る女が自然と育児をする。問題は仕事で、やりたい女の人にはやらせればいいし、無理そうな人にはしなくて大丈夫だよ!って声をかけてほしい

「子どもを預けるのはかわいそう」に賛否両論

一方、「子育てに専念したい」という意見では、子どもとの関わりを重視する声が集まりました。

・我が子がこんなに可愛い時期なんてすぐ過ぎて行ってしまうから、出来るだけ側で見ていたいし、そもそも両立出来る体力と器用さがない
・自分の子どもは自分自身で納得いくように育てたい
・私の母親は専業主婦ですが、共働きだった友人は皆、子どもができたら仕事は辞めると言います。多分、自分自身がつらい思いをしたのでしょう。
・復職してます。でも、正直なところ 子どもがかわいそう。お母さんの代わりはいません

子どもを預けて働くことは「かわいそう」なことなのか、「復職したい」と回答した人からは疑問の声もあがりました。

・母が働いてくれたから今の私がある。働いていたけどすごく楽しかったし今でも3世帯で楽しく暮らしています。私みたいのもいるので、子どもが可哀想なんて聞くと、何で?と思っちゃう
・保育園、学童、今も夜ご飯は9時過ぎになったりしますが、子どもと会話はあるし、変化にもきづけます。むしろ注意深く見ているつもりです。私の母も仕事をしていて、背中を見て育ったので、私は働く母を尊敬していましたし、自然と自分も働く母を選びました

活発な子や甘えん坊な子など、子どもの個性は千差万別。子どもの数だけその思いも異なるはずです。大切なのは親がアンテナを張って、子どもの気持ちに寄り沿いながら関わっていくことなのかもしれません。

子育てしたい男性も悩んでいる?

理想の子育て、理想の働き方を実現するには、どんな問題を解決していけばいいのでしょうか。

・すぐに入れる保育園が少ないことや、病中の保育がしていただけるところが少ないことと、お迎えの時間がフルで働く女性には早すぎる事が問題に思います
・時短で働いているけど、会社や同僚上司からの目は実際は冷ややか
・面接時に子どものライフプランを聞いてきたり、妊娠したらアルバイトに降格させたり、産後もアルバイトとしてしか雇わないといった企業を見てきた

24時間ではぜんぜん足りない、と働くママが言うのをよく耳にします。仕事と子育ての両立には、労働時間のコントロールや保育の受け皿など、社会整備が欠かせません。そのためには会社や社会のサポートが不可欠であるにも関わらず、実際はまだまだ行き届いていない状態です。

また、近年の育児休業取得率は女性が80%前後であるのに対し、男性は1~2%台で推移しており、男女間の差は依然として大きいまま。しかし、中には育休をとりたいけれど言い出せる雰囲気ではないと悩む男性もいるようです。生き方を自由に選べない社会に対し、息苦しさを覚えているのは、男女両方なのかもしれません。

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