海外研究で明らかになった、乳がんリスクを減らす食材とは? 5年間で62%減との結果も

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海外研究で明らかになった、乳がんリスクを減らす食材とは? 5年間で62%減との結果も

乳がんリスクを減らす食材が研究で判明

北斗晶さんの乳がん手術の告白によって、最近は検診の意識や乳がんへの関心が高まっています。そんな中、乳がんに効果的な食材も海外の研究によって明らかになってきました。ここでは、いくつかの例を紹介します。

野菜消費と乳がんの関係性

アブラナ科の野菜をご存じでしょうか。アブラナはアブラ(油)を絞る為に栽培されてきた植物のことで、アブラナ科の野菜の種類としてはカブ、キャベツ、カリフラワー、水菜などがあります。これらの野菜には、抗がん剤として精力的に研究されている、硫黄化合物の「グルコシノレート」が存在しています。これまでにわかっていることとしては、この物質がDNAの変異を起こす発がん細胞を不活化して死ぬように誘導するので、がんのリスクを減らすのだそうです。 さらに、ホウレンソウやケールといった濃い緑色の葉を持つ野菜は「ルテイン」、「ゼアキサンチン」という乳がんのリスクを減らす成分が含まれています。どちらも強い抗酸化作用を持っていますが、特にルテインは乳房や子宮頚部に多く存在することが知られています。また、高い抗酸化物質を含むトマトも効果的で、腫瘍学の栄養士をしているTara Whyand氏によると、トマトに豊富に含まれているリコピンが乳がんのリスクを減らすのだと言います。同様の理由で、スイカやパパイヤも効果的のようです。統計解析の結果では、野菜の消費と乳がんには関係性があることが明らかになっており、今後もさらなる研究が期待されています。

エキストラバージンオイルでもリスク減

エキストラバージンオリーブオイルには、高レベルの抗酸化剤と栄養素が含まれています。スペインのナバーラ大学によって行われた研究では、地中海沿岸の食事でエキストラバージンオリーブオイルを摂取していた女性たちは、少量、もしくは全く摂取していなかった女性たちに比べて今後5年間で乳がんになるリスクが62%も低くなることを示しました。含まれている「オレオカンタール」という成分が、がん細胞だけを殺す効力があるとわかっており、とても注目されています。その他にも整腸作用や美容効果もあるので、料理をするときやサラダを食べるときには積極的に摂り入れたいですね。 さらに、栄養素が注目され、欧米では急速に消費量が伸びている亜麻仁(アマニ)も乳がんには効果的。亜麻仁には、ポリフェノールの一種である「リグナン」という成分が含まれています。リグナンは女性ホルモンであるエストロゲンと同じ作用を見せるため、女性特有の病気には効果があることが示されています。

がん発生の回避よりも大事なのはがん検診

そのほかにも、イソフラボンが豊富な大豆製品は乳がん発生率の減少と関連していることがアメリカの国立がん研究所の研究によって明らかになっています。特に、味噌汁や豆腐、枝豆の摂取量が多いと乳がんになりにくいと指摘されています。 がんが発生しないように効果的な食材を摂り入れることも大事ですが、最も大切なことは早期発見。10月は乳がん月間(乳がん早期発見強化月間)として各自治体も無料クーポンを配布するなどして力を入れているので、まだ受けたことがない人はこの機会に検診を受け、より意識を高めていくといいのではないでしょうか。

参考記事
Taylor & Francis Online
Daily Mail Online

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