7割が「子どもが犯罪に巻き込まれるのは親のせい」と回答 命を守るために大人ができること

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7割が「子どもが犯罪に巻き込まれるのは親のせい」と回答 命を守るために大人ができること

子供の殺害事件、多くが親の責任と回答

子どもが犯罪に巻き込まれ、殺害されるという痛ましい事件が後を絶ちません。今年2月には、神奈川県で上村遼太さんが少年グループによる集団暴行を受け、遺体となって発見されました。さらに8月には大阪府で、平田奈津美さんと星野凌斗さんが殺害されるという事件が起こり、社会に大きな衝撃を与えました。

被害者である彼らは、いずれも中学1年生です。ついこの前までは、ランドセルを背負っていた小学生にすぎず、写真で見せる笑顔には、幼さとあどけなさが残っています。つのるやるせなさと深い悲しみ、そして加害者に対する怒りが膨らむ中、「夜に出歩かせていた親も悪い」「子どもの様子を家庭がきちんと把握していれば、事件は防ぐことができた」と、保護者に対する批判的な意見もあがっています。(参考記事:【大阪・中1殺害事件】「同情できない」「自業自得」 被害者の親を責めるネット民の声多数

ウートピ世論アンケート「子どもが犯罪に巻き込まれるのは親の責任だと思う?」では、76%が「思う」と回答しました。

【アンケート】子どもが犯罪に巻き込まれるのは親の責任だと思う?

※サンプル数:1,889人(9月4日現在)
※ウートピ世論調査結果より(投票結果はコチラ

子供の殺害事件、多くが親の責任と回答

<アンケート結果>
「思う」・・・・・76%
「思わない」・・・・・24%

親次第で回避できる危険もある

※回答はわかりやすいよう一部表記を変更しています/すべてのコメントはウートピ世論をチェック

・夜働かなくても生活が成り立つような生き方を選ばなかったのだから親の責任だと思います
・子どもが居る環境で子どもを監督できる人が不在になってしまうなら、いくら給料が高くても深夜の仕事は諦めるべきじゃないの?
・夜中に外に出したり、安易にスマホ持たせて野放しにしたりすればトラブルのもと。加害者の家庭環境も悪いことが多いが、被害者の家庭環境が芳しくないことが多いのが現実

共働きやシングル、また仕事によっても、保護者が家にいられる時間はさまざまですが、家庭の方針次第で子どもを危険から遠ざけることもできるのではないか、という議論が飛び交いました。

・(大阪・中1殺害事件の被害者と)同じ年の子どものいる親です。うちの子どもは夜遅くに出かけたりしないし、出かけさせないし。共働きで、子どもが4人いますが、夜遅くに出歩くと良くないことに巻き込まれる確率は格段に上がると思います
・大元の責任も、悪いのももちろん犯人です。しかし、それを理解したうえでなお、これは親が子どもを真夜中に外に出していなければ、起こらなかったかもしれない事件であり、それを黙認していた親にも責任はあるはずです。ネットで被害者の親を批判している人たちは、犯人が悪いのはあくまで前提であり、その上で外出させたことを親の責任だと言っているのではないでしょうか

子どもを守るには親の自覚と周囲の介入が必要という意見も

厳しい意見が多い一方で、心配な家庭に直接介入した実体験もよせられました。

・近所に就学前の子どもを暗くなっても遊ばせてる親がいた。私が注意したら「そうねぇ~」と曖昧な回答。子どもも「毎日じゃないし~」と言い訳された時は「何かあっても知らん」と思ってしまった。周りが注意したり見守っても、親が意識していなければ防ぎきれないんです

また、周囲の大人や社会も子どもを見かけたら放置せず、積極的に関わっていくべき、という意見も複数みられました。

・守れるのが親であり地域の大人であり、親が精神的に自立できていない場合、親代わりになれる地域の大人が、努力するべきである
・親だけの責任では、ないと思う。夜も働かないと生活が苦しい環境を作っている政治も悪いし、夜中に未成年を見ても、見て見ぬふりをした周りの大人も悪い…自分で言えなかったなら、警察に通報して欲しかった……
・親が自分の子どもだけじゃなくよその子どもも見守るべきだと思う。思春期の子どもはなかなか言うことを聞いてくれないけど 私が子どもの頃にはいろんな大人に怒られましたよ
・親や学校の責任にするのは簡単だが、中学生が夜中に歩いていても注意できる自信が、私には無い。大人が注意してやらないと思うのだが……

「親に責任はない」と思う理由とは

・親は必死に止めるけど、振り切って出て行く。親も毎晩寝ずに子どもが出ないようにしていても、親が安心したころに、隙を見て抜け出す。そんなことを繰り返してました。今、当時を振り返って、親は精一杯できる限りやってくれたと思います。責任は自分にあります
・子どもには子どもの世界があって、親がどんだけ言っても難しいときもある。どれだけ親を責めたって一番後悔しているのは親。殺されたんだから。皆 この親に何をいえるのか。犯人が一番悪いのに
・家庭の中まで他人に理解できないことが沢山あります

親が一生懸命子どもと向き合おうとしても、思春期や反抗期などの時期には、上手くいかないときもあるのかもしれません。

今回のアンケートでは、親に責任が「ある」とした意見からも、また「ない」とした意見からも、大人や地域社会による、見守りの必要性を問う声があがっていました。もしも実際に自分が気になる子どもに出会ったとき、どのような行動をとればいいのか。痛ましい事件を二度と起こさせないようにするために、大人として、私たちにできることは一体何なのか考えていきたいですね。

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