トランクから足首を縛られた女性の脚… 性暴力を示唆する雑誌の表紙に批判殺到

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トランクから足首を縛られた女性の脚… 性暴力を示唆する雑誌の表紙に批判殺到

男性誌『マキシム』韓国版の9月号の表紙が、女性への暴力を表現していると問題になっています。

車のトランクから足首を縛られた女性の脚が

アメリカの雑誌『コスモポリタン』(ウェブ版)によると、韓国版マキシムの9月号の表紙は、韓国で最も有名な俳優のひとり、キム・ビョンオクが車のそばに立っている写真を採用しています。

よく見ると、車のトランクからは、テープで足首を縛られた女性の脚が飛び出しています。また「女性は悪い男が好き?」「これぞ本当に悪い男」「彼のために死ぬ?」といったコピーも添えられているのです。

さらにこれに関連した特集ページでは、トランクに横たわる女性や加害者を見つめる目つき、黒いビニール袋に捨てられた死体といったイメージが掲載されているのだそうです。

販売停止を求めるネット署名が開始

これが問題視され、韓国ではこの雑誌の販売差し止めを求めるネット上の署名活動が8月26日に開始され、9,000以上の署名が集まっているといいます。

署名活動の主催者は、「韓国では暴力犯罪率や性犯罪率が高まっている」と述べ、以下のように主張しています。

「マキシムは、犯罪被害者やその家族、そして日常的に恐怖を抱いている女性の痛みを否定しています。9月号の販売停止と、すでに販売されているものの回収を強く求めます。また、ジェンダー平等省と出版倫理委員会に対して、この件に関する公告を行い、今後同様のケースが起こらないような措置を求めます」

「性犯罪を美化してはいない」と弁解

これに対し、マキシムの編集部は次のように弁解しています。

「私たちはフィルム・ノワールのような方法で殺人や死体を描いたのであり、写真の中に性暴力をほのめかしたり、性犯罪を性的ファンタジーに美化したりもしていない」

マキシムは英米をはじめ各国版を展開する男性向け成人雑誌で、毎年「ホットな女性100人」を発表するなど、女性を性的対象化した記事を多数掲載しています。有名な雑誌で影響力も大きいからこそ、世界的にも関心が高まっているのでしょう。今後の対応にも注目していきたいものです。

参考記事:Cosmopolitan

(リプトン和子)

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