「女子に三角関数を教えて何になるのか」 鹿児島県知事、発言撤回でも批判収まらず

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「女子に三角関数を教えて何になるのか」 鹿児島県知事、発言撤回でも批判収まらず

 女子は数学より植物を学べ、発言で炎上

鹿児島県の伊藤祐一郎知事が、8月27日に開かれた県の総合教育会議で、女性の高校教育のあり方について、「高校で女子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」「それよりもう少し社会の事象とか植物の花や草の名前を教えた方がいいのかなあ」と発言していたと報じられ、批判が殺到した。

男女平等の理念に真っ向から反する発言

Twitterでは、作家で東京都教育委員でもある乙武洋匡氏が以下のようにコメント。

・時代錯誤も甚だしい、男女平等の理念に真っ向から反する発言に、ただただ驚きを隠せない…。

他にもネットでは以下のような批判が相次いだ。

・男性の為政者が「女子には必要ない」と言うのは権力によるジェンダー規定なのでアウトではないですか
・三角関数を実生活で使う、使わないに性別は関係ない
・使わないからといって知らなくていいというわけではなかろうに、特に数学は気づかないだけであらゆるものに関わっているものだ
・三角関数だけを知っていても、社会問題や草花の名前だけを知っていてもダメでしょ
・女子だけじゃなくて男子にだって花の名前を教えるべきだ

批判を受けて発言を撤回

こうした批判を受けて伊藤知事は28日の定例記者会見で、「自分自身も使ったことがないよねという意味。口が滑った。女性を蔑視しようということではない」と述べ、発言を撤回する考えを示した。

しかし、この後も批判は収まりそうにない。

・なら何故「女子に~」と言ったのかな、口が滑ったということは本音だろう
・「自分自身も使ったことがないよねという意味」って言い訳は、「この俺様でさえ使ったことないんだから女なんかに教える必要ない」という意味にしか解釈できない
・「女子に教育は不要」を撤回しても「数学は実社会では不要」と言われると、これまた変だよね
・三角関数よりも先に、人前でうかつな事を言うと何百倍にもなって返ってくると教えるべきかもしれないね

ちょうど同じ28日、女性の活躍を推進するため、国や地方自治体に加え、企業・団体に対して、女性管理職の割合などの数値目標を設定・公表することを義務づける法律「女性活躍推進法」が、参議院本会議で可決され、成立したばかり。この法律によって女性の政治家が増えれば、こうした問題発言もなくなる日が来るのだろうか。

 

(編集部)

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