教えて! ブルボンヌ先生 「ワガママと自由の境界線」 第19回 友人の結婚が憎い

「チキショー! でも、おめでとう」と言える女になれ 結婚する友人が妬ましい女の人生相談 vol.19

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「チキショー! でも、おめでとう」と言える女になれ 結婚する友人が妬ましい女の人生相談 vol.19

結婚する友人が妬ましすぎる女の相談

先日、大学時代の仲良し3人と女子会をしたら、1人が結婚すると報告してきました。昔はみんなで合コンを荒らしたのに、結婚とか急に落ち着いちゃって、腹が立ちます。祝うどころか呪いたい。私は今、彼氏がいません。負けたみたいで悔しいです。私はワガママでしょうか。(27歳・会社員)

「祝い」と「呪い」は表裏一体

女友達の結婚報告を、「祝うどころか呪いたい」! 正直すぎるわ~。

でも、「祝い」と「呪い」は字面だけじゃなくて、実はその中身も表裏一体よね。たとえば性的少数者ってことは人によっては自殺したいほどの「呪い」だけど、人によっては特別なドラマを感じて生きられる「祝い」にもなり得ると思うの。

逆に言えば女同士の幸せだって、周りを「出し抜くこと」や「羨ましいと思われること」が重要なんだから、あなたがそうやって「呪い」たいほど悔しがることは、結局、「祝い」と変わらないくらい、相手の幸せ(とそれに負けた自分)を認めることなんじゃない。

給湯室の仲間だってそっぽ向く

条件横並びだった仲良しチームだって、時間がたてばそれぞれ変わっていく。一番ポピュラーなのが、今回の結婚コースに分岐していくってやつで、あなたと同じような気持ちは全国の歴代「グループ内売れ残り組」経験者がみーんな味わってるわよ。

そしてこれって、結婚以外でも、1人だけ社内で昇進したりとか、何にせよ「同列の仲間」じゃなくなった相手に向けられるものなのよね。

平凡なOL仲間だったはずの月子が、“ハドルコーディネーター”としてちやほやされるようになった途端に、給湯室のOL仲間たちも冷たくなったもの……(ドラマ『週末婚』より)。

そういうしょっぱい感情のやり取り自体は決してなくならない人間の宿命だろうし、だからこそ女の嫉妬と騙し合いたっぷりのオカマ好きするドラマも生まれるんだから、あなたが呪う側の人でいることは、異常でもない、むしろよくあること。

結婚したってしんどいわよ~

ただし、そのキャラはドラマで言ったら確実に脇役なのよね。まあ今さら心から祝福できる主役級マインドになるのは無理かもしんないけど、もう少し自分に余裕なり自信なりがあれば、「結婚も子育ても、幸せと同時にしんどさもいっぱい」って現実や、「そもそも先に結婚が決まっただけの差」って視点を感じることもできるはず。どんな家庭の事情があるかも、どんなお相手なのかも分かんないんだから、反射レベルで他人を羨んで、相対的に自分が不幸だと思い込むのはもったいないじゃない。

人生の幸せや充実感は、「仲間内で早く結婚した人が勝ち」なんて単純なルールで味わえるもんじゃない、ってことを納得した上で、浮かれてる仲間に「おめでとう! チキショー出し抜いたわね!」ってぶっちゃけて言えるくらいの器を目指せたらいいなとは思うの。

その呪いは自分に返ってくるかも

「人を呪わば穴二つ」

これは、アタシが好きな洋モノのハードコア姉ちゃんたちが得意な二穴プレイのことじゃないのよ(誰もそんな勘違いしてない)。

人を呪って墓穴を掘る行為は、同時に自分の墓穴も掘ることだってこと。「呪う」って行為は、良くて相討ちの悲しい攻撃方法なのよ。たかだか、どんなタマだかも分かんない男とちょっと早く結婚を決めただけの仲間を、いちいち呪うほど羨む必要もないんじゃないの。

それより、「元・合コン荒らしの仲良し3人組」のご縁を少しでも大切にしたいなら、嫉妬や焦りの感情もぶっちゃけて、正直に付き合っていったほうがいいと思うわよ。もしかしたら、「人を祝えば花二つ」になれるかもしんないゾ!

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