「結婚とはお互いの役割を果たすこと」夫婦修復カウンセラーが、若い女性の“結婚への甘え”に喝!

「夫婦修復カウンセラー」として今、メディアにひっぱりだこの鈴木あけみさん。月に100件以上こなす相談のほとんどが、夫に「離婚したい」と言われ「離婚したくない」と悩む20代、30代の女性からだそうです。

近年の日本は、夫婦の3組に1組が離婚をしているという状況。結婚を考える女性が知っておきたい、離婚しないための心構えを聞きました。

原因は女性の「結婚に対する甘え」

――最近多い離婚の原因は何ですか?

鈴木あけみさん(以下、鈴木):若い方で圧倒的に多いのは、相手のことをわからないままに結婚してしまうケース。若い女性は「結婚さえすれば幸せになれる」と思い込んでいることが多い。だから、結婚してから「こんな人だと思わなかった」と簡単に別れてしまう。こういう理由で5年以内に離婚するケースが一番多いです。

――結婚してみたら性格が合わなかったということでしょうか?

鈴木:そう。でも夫から離婚を切り出される場合、その原因は女性の「結婚に対する甘え」であることが多いです。女性は結婚することで「私を愛しているんだから何をしても許してくれるはず」っていうおごりが出る。

プチモンスター妻は要反省!

――そんなにワガママな妻が多いんですか?

鈴木:若い女性相談者の話を聞くと、「プチモンスター妻」であることが多いです。上から目線だったり、管理的だったり、悪態をついたり、それでいて自分は遊び歩いていたり……。でも、本人はそれがワガママだってことに気が付いてない。

――そういう妻は、夫から「離婚しよう」と言われてからでも、夫婦関係を修復することはできるんですか?

鈴木:もちろんできることもあります。修復出来た方が何をしたかというと、「自己反省」と「自己改善」です。まず、自分の何が悪かったのかを反省する。そして、何をしたらご主人が笑顔になるのかを考えて、それを実践するだけ。相手が何をしたら笑顔になるのか、相手のことをもう一度知るところから始めなくちゃいけない夫婦も多いけれど、それは妻として当たり前の努力です。

潔く妻力を身につけるべし

――今はお互いハードな共働きの夫婦も多いですが、うまくやっていく秘訣はありますか?

鈴木:やっぱり結婚したら女性のほうが仕事をセーブしないと、コミュニケーションが足りなくなりますよね。夫婦単位での目標が共有できないから、単なる同居人になってしまう。もうひとつ、基本的に男の人は妻に優しさ、謙虚さを求めるものなのに、共働きだとそれができない妻が多いんです。「仕事で頑張っているので、家では頑張りたくない」っていう。

――でも、仕事をしている妻としては、夫にもある程度気配りして欲しいと思うのは自然なことだと思うのですが……。

鈴木:そもそも「一生働きたい」なんて思ってる女性はほんの一握りしかいません。だったら「妻力」を身につけるべきじゃないですか。「男の一番は仕事」というのは今も昔も変わってないんです。結局、女性だって男性に求めるのは基本的に経済力のはず。起業家でも、漁師でも、サラリーマンでも、どんな男性と結婚する場合でも、うまくやっていくためには、妻は相手の仕事に自分の生活スタイルを合わせることが必要です。

結婚とはお互いの役割を果たすこと

――そうはいっても、経済的に働かざるを得ない妻や、仕事が楽しくて続けたい妻も多いと思うのですが……。

鈴木:お金を稼いできてるからって家庭をおろそかにして夫との関係が悪くなるのであれば、何のために働いているのかわからない、と私は思います。それなら、男の人を出世させられる女性を目指してもいいんじゃないですか。

もし本当に妻も仕事を続けたいのであれば、それは今まで言った「当たり前以上の努力」が必要になります。二人とも気持ちよく働ける環境を作るのは簡単じゃないから。

恋愛と結婚は違います。恋愛は、夢中になる感覚を楽しむもの。結婚は、「相手があなたに何を望んでいるのか」を考えて、その役割を果たすこと。恋愛感情は置いておいて、お互いが気持ちよく一緒に生活していくための努力をすることこそが、結婚です。

(取材・文=編集部)

●鈴木あけみ(すずき・あけみ)
Re婚カウンセラー。オフィスベル、夫婦・離婚問題相談室代表。シングルマザーにならないで!」「STOP!離婚」を信条として、カウンセリングに20年以上携わる。離婚相談サイトを立ち上げ、現在年間1,000件以上の離婚相談を受けている。最新著書「夫が浮気しなくなる魔法のほめ言葉」2月19日より発売中。「修復専門離婚相談室 オフィスベル