亀井百合子の“アラサー女芸能人”度チェック
世間を騒がすアラサー女性タレントを例として自己診断チェックを行い、恋愛強者を目指しましょう。芸能&カルチャーに強いライター・亀井百合子が恋愛の極意と女性心理の深淵に迫ります!
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女性タレントを例として自己診断チェックを行い、恋愛強者を目指そうというこの企画。第4回目は、16歳のときに40歳の高橋ジョージと結婚し、ただいまドロ沼離婚裁判中の三船美佳センセイの言葉から、恋愛の極意、女性心理の深淵に迫ります!

【三船美佳の恋愛格言】
「今もダンナとよく話すんです、『結婚以来ずっと私を育ててくれたよね』って。彼は私にとって、ダンナであり、父親であり、兄貴であり、恋人でした」(『婦人公論』2005年2月22日号)

16歳で結婚、22歳で第1子出産、いま32歳

三船美佳はよくがんばりました。16歳で40歳の高橋ジョージと結婚し、22歳で第1子を出産。子育てをしながらおしどり夫婦タレントとして共に稼ぎ、必死で「大人になろう」と中年夫の背中を追いかけてきました。

「私にとって彼はあまりにもすごい人」(『潮』2006年5月号)「私はダンナの考え方や行動を見て、まねをして、学んで、成長させてもらったのだと思います」(『婦人公論』2005年2月22日号)と語る三船にとって、高橋はいわば教祖様でした。

ところが、2013年12月末、自宅を出て別居を開始し、15年1月、離婚訴訟に至ったことを発表。報道では「モラルハラスメント」が原因で別れを決意したと伝えられています。「お前は人間としての価値もない」「生きていく資格もない」「お前が生きているのは、オレのおかげ」……教祖はそんな言葉を連日浴びせたと言われています。教祖本人は否定していますが。

モラハラの真偽はわかりませんが、三船は過去にこんな発言をしています「何をいってももっともな答えが返ってくるから何も反論できなくなっちゃって……」(『潮』2006年5月号)、「私は自分の欠点に向き合うことになり、『ごめんなさい』と泣き出してしまう」(『婦人公論』2005年2月22日号)。

教祖が泣かせるまで教え諭した甲斐があり、妻は大人になり真実が見えるようになりました。“教祖様、いまだに「ロード」しかネタがないのかよ!” 過去に生き、妻がいつまでも少女だと思う夫、先へ進んでゆく妻。三船美佳32歳。これからようやくひとりの人間として恋愛や結婚を楽しむことができるのではないでしょうか。

あなたの「三船美佳度」をチェック!

<YESの数を数えてね!>

1:「私はダメなやつだ」と思うことが多い
2:でも「愛があれば成長できる」とも思う
3:年上の男性が好き
4:彼には私の心の穴までわかってほしい
5:“運命の人”っている
6:運命の人の言う通りにすればなんでもうまくいくと思う
7:対話によって人は成長する
8:愛によって人は変わることができる
9:一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にするのだ!
10:何でもないようなことが幸せだと思う♪

●YESが7〜10の方=三船美佳の二の舞に!
自分はまだダメだ、うまくいかないのは努力が足りないせいだ、という気持ちが極端に強く、“自分を導いてくれる人”を求めてしまうあなた。自信たっぷりの強気な男性から「君は特別な存在だ」と言われると盲目的に信じて依存しがち。残念ながら彼は神でも仏でもありません。一発屋です。……と冷静になれればいいのですが、藁にもすがりたい状況のあなたには真実は見えないでしょうね。彼がいなければ宗教にハマっていたかも。

●YESが3〜6の方=三船美佳の危険アリ!
自分を成長させてくれる人との交際に憧れる一方、いざ相手からエラそうに意見されるとムカッと来てしまうあなた。ま、たいていそんなもんです。そこでバランスが保てればいいのですが、迷っているときや弱っているときは要注意。三船美佳化する危険因子が活性化します。すると「俺についてこい」が救いの言葉に聞こえ、気付いたときには「お前が生きているのは、オレのおかげ」の彼岸に行き着くことに……。三船を反面教師にして。

●YESが0〜2の方=三船美佳の人生を楽しんで
あなたが三船美佳になる可能性はとても低いでしょう。だからといって三船を「オッサンにだまされた小娘」と切り捨ててはもったいない。32歳にして結婚、出産、訴訟、離婚(予定)を乗り越えた経験値! 故三船敏郎の娘→おさな妻→ママタレ→モラハラ被害という冠をほしいままにしてきたタレントとして強靭な生命力! 数多のタレントの中でも群を抜く潔い私生活の切り売りっぷり! 今後もあたたかく見守ってあげましょうよ。

>>チェック項目の出典
1:「私はおっとりO型タイプで、ジョージさんはかっちりA型タイプ。だからジョージさんは私の行動を見ているとイライラするらしいんですよ」(『with』2010年6月号)
2:「結婚してみて、周りからは人間的に成長したねといわれることが多くて、すごくよかったなと思っています」(『週刊女性』2000年6月20日号)
3:「ジョージと話していると、無駄話をしているのではなく、必ず勉強になるんです。やっぱり41年間の人生経験がある人ですから、同世代とだけ付き合うよりも、視野を広げてくれるんですね」(『週刊女性』2000年6月20日号)
4:「ジョージさんは、私の心に暗い穴があいていることに感づいてた。私、本当に、ジョージさんの言葉を聞いて、希望が持てたというか、これから頑張っていこうという目標ができたんです。彼の存在があることで、生きていけるって」(『婦人公論』1999年2月7日放送)
5:「14歳の私が38歳の彼とどうこうなるなんてありえないけれど…。これまでの経験とかデータベースとか常識とか、そういったものを抜きにして、本能が運命を感じたんです。左脳じゃなく、右脳で感じた…」(『saita』2007年6月号)
6:「子育てで忙殺されて。あれも大変これも大変って言ってたら、ある時彼が“大変って言葉を禁句にしようぜ”と。すると、いろんなことが全部、大変じゃなくなった」(『FRaU』2007年6月号)
7:「彼はつねに話し合いで物事を解決する人でした。対話をすれば、必ず互いにとってよりよい結論が導き出せると信じて、何時間もかけてとことん話す」(『婦人公論』2005年2月22日号)
8:「彼、それからすごく変わったんです。それまでは突っ張った強さというか、険のある強さだったのが、強さのなかにやさしさが出てきて、その変わりようを目の当たりにして、私、すっごい感動というか、心打たれて……(中略)本当は私のほうが変わらなきゃいけないのに」(『潮』2006年5月号)
9:「ひそかな目標はジョン・レノン&オノ・ヨーコ夫妻だって言ってるもんね。世界平和や環境問題、家族愛とか、大きすぎるテーマだけど、小さな一歩として家庭でできることを、広める手助けになったらいいよね」(扶桑社『エッセ』2007年12月号)
10:「“ご飯作るの面倒だな”とか“また洗いものしなきゃいけないのね”とか思っちゃうけど、そういう日々のわずらわしさの中にこそ本当の幸せはあるなあ、って感じるんです。本当に、『ロード』の歌詞の“何でもないような事が幸せだったと思う”とはよく言ったものですよ」(『with』2010年6月号)

亀井百合子