身近にあるものから“女性器みたいなもの”を撮影したインスタグラムが話題

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身近にあるものから“女性器みたいなもの”を撮影したインスタグラムが話題
女性器のように見える写真が話題

Instagramより

「あれ、この形なんだか女性器みたい」と思う形状や景色を見た時、あなたの中にはどんな感情が芽生えるだろうか。

女性2人がインスタグラムに開設したアカウント

チェルシー・ジョーンズさんと友人のエヴァさんが9か月前に開設したインスタグラムのアカウントが「look_at_this_pusssy」だ。そこには、布が折り重なっているものや熟したフルーツ、真ん中に少しだけ隙間の空いたカーテンなど、なんとなく女性器のように見える物体や景色の写真が並んでいる。彼女たちはそうした作品を撮影し、投稿し続けている。

開設して1年も経たずしてフォロワーは5,500人を超え、現在では1万9,000人以上が彼女たちの作品をチェックしている。

女性が自分自身の身体を受け入れるために

その写真からは、女性器のような景色や物体はどこにでも存在するのだということを再認識させられる。2人は女性器を連想するすべての物体を標準化したいのだと話す。つまり、「あれ、この形なんだか女性器みたい」と思った時に、そこに湧き出てしまう恥ずかしさや見てはいけないものといった意識をなくしたいのだ。

「すべての女性器は完璧だと思います。私のも、あなたのも、すべての人の女性器は素晴らしく完璧なんです。女性器のようなものを見た時に恥ずかしいとか笑えると思うのではなく、別に普通だと感じられる場所を作りたいんです」と、ジョーンズさんは語った。

また2人はこのアカウントによって女性たちに自信を持ってほしいとメッセージを送る。

「このアカウントに卑猥なものなど何も写っていません。これは恥へのアンチテーゼであり、女性が自分自身の身体を受け入れるための手段です」

若い世代へのアプローチが社会全体のバイアスを無くすかもしれない

また、2人のアカウントのフォロワーの多くが10代の女の子たちであるという。

「女の子たちが私たちの投稿の内容に反応してくれることは本当に感動的なこと。一方で、大人になると社会的要因で女性器と対峙することがなかなか困難になることもあります」

「女性器=隠さなければいけないもの」という意識が埋め込まれる前にアプローチできることに喜びを感じる一方で、すでにそういった価値観が根深くなってしまう世代から作品が受け入れられる難しさも切に感じているようだ。

ウートピで昨年取材したろくでなし子さんもまた、女性器を汚いものとして嫌ったり、ただ卑猥なものだと見たりする社会的偏見に疑問を感じたことがきっかけで作品を作っている。女性が自分の身体を受け入れ、身体を取り戻すことに何の卑猥さもない。若い世代が子どもの頃からそういった価値観を獲得していけば、社会全体にまで広がる時代は来るのかもしれない。人々がこのインスタグラムの写真を見て、卑猥さや恥ずかしさもなく、別に普通だと感じられることが2人の願いだ。

参考記事:Huffington Post

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