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2015/04/22
生理について語り合う下着メーカーの動画

YouTubeより

生理についての話は女性にとって“最も恥ずべきもの”という概念を変えようとしている、Dear Kateという下着メーカーの動きが注目されています。

初潮の思い出を語る女性たち

「First Time」とタイトルが付けられたその動画では、20数名の女性たちが自身の生理が始まった時のことについて、赤裸々に語る様子が映し出されています。

「今のように赤くはなくて、ピンク色でべとべとしていたわ。その時、どうやって溶けたキャンディが下着の中に入っちゃったんだろう?と思ったの」
「初めて血を見た時“あぁ、私はここで死ぬんだ!”と真っ先に思ったわ」

など、面白おかしかったり、覆い隠したくなるほど恥ずかしかったり、ぎょっとしてしまうくらい気持ち悪かったり……。彼女たちは素直に初潮について語っており、とても新鮮な印象を与えるものとなっています。

生理についての話を共有することで恥を排除できる

Dear Kateの代表であるJulie Sygiel氏は、この動画については個人的な経験が基になっていると話しています。それは、生理が来てから16年間も経ち、仕事上生理の快適さについて考えているにも関わらず、会社でナプキンやタンポンが必要になった時、こそこそとしなければならない自分に気付いたのだと言います。生理にまつわる恥じらいや不快感は初潮が訪れた時から始まっているのだと、友達同士で初潮について語り合うことで気が付いたんだそう。

「私たちが互いに初潮についての話を共有することで、生理にまつわる会話の仕方を見直すことができるし、今までまとわりついてきた“恥”という概念を排除することができる」と、Sygiel氏は話しました。

広告における非リアルな表現が生理のマイナスイメージを助長させている

生理用ナプキンの広告やCMと言えば、実際の血の色である赤の液体ではなく、透明な青い液体が使われています。こうした、メディアや広告におけるリアルとは程遠い描写は、女性の成長とともに生理に対する不快感を助長するものだと、海外では捉えられています。

先日には、アーティストであり詩人のRupi Kaurさんが自身の作品として撮影した、ベッドに横たわる生理中の女性のお尻部分から出血しているのがわかる写真をインスタグラムにアップしたところ、削除されるというニュースがありました。インスタグラム側はその後、Kaurさんに対して誤操作だったと謝罪しましたが、彼女は女性嫌悪からくる検閲ではないかとインスタグラムを批判しました。

Sygiel氏の言うように、私たちは生理が汚いもの、恥ずかしいもの、不快を与えるものだと無意識のうちに認識しまっているのではないでしょうか。女性同士で語り合うことによってそうした認識を少しずつ変えていくことは男性や社会はもちろんのこと、私たち自身に大きな変化をもたらすのかもしれません。

参考記事:Huffington Post

(笹崎ひかる)

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