小室友里が語る自分を解放するオナニー

小室友里さん


>>【前編はこちら】女性向けAVの撮影に潜入! 女性スタッフばかりの現場で何が行われているのか

女性向けAVの現場撮影に初めて潜入した筆者。モノ作りへの情熱に心を打たれていたところ、なんと、出演していた小室友里さんへ特別にインタビューさせていただけることに!

男性は自分が好きになる女性には淫らなことをしてほしくない

――今回の作品はオナニーがテーマですが、オナニーに対して罪悪感を持っている女性が多いです。また、男性側も、女性はオナニーをしないものと思っている人が多いですが、これはなぜだと思われますか?

小室友里さん(以下、小室):男性が「女性はオナニーをしない」と思っているのは、そうあってほしいという男性の欲望です。AVではオナニー物を見ても、自分が好きになる子はそういう淫らなことをしてほしくないという願望ですね。

AV女優みたいなことをしたくないという女心が女性のオナニーを邪魔している

――実際、身近な女性や彼女が「オナニーしてるよ」と言ったら男性はショックを受けてしまうのでしょうか?

小室:それはそれでひとつの萌えポイントになると思いますよ。女性のオナニーってAVのカテゴリーのひとつじゃないですか。それが、女性がオナニーをすることに対して罪悪感を持ったり、邪魔したりしている理由のひとつだと思います。自分がAV女優みたいなことをしていると思われたくないという女心が働くんです。

今でこそ、有名なAV女優さんが芸能界に進出していますが、やはりそれでもはっきり言ってしまうと、女性はAV女優のことを下に見ていると思うんです。AV女優みたいな女性がいるから、まだ自分は大丈夫という、どこか安心感を覚えているんでしょうね。

――では、男性から「オナニー見せて」と言われた場合、どう対処すれいいですか? 素直にやるべきなのか、やらないべきなのか……

小室:もし、やり方が分からないんだったら、逆に「やり方を教えて」って聞いちゃえば良いんです。言葉そのものがプレイになるので。ああやってごらん、こうやってごらんという、彼の言葉に従って楽しんじゃえばいいんじゃないかなと思います。

――そこで、素直にオナニーをしてしまった場合、男性は萎えてしまうんでしょうか? それとも興味を持ってくれるんでしょうか?

小室:うれしいと思いますよ。自分の近しい人がオナニーなんてしてほしくないと思う反面、それを見たいという男心は必ず存在するので。そして、もう一つポイントがあって、「オナニーを見せてと言われて、こんな姿を男の人に見せたのはあなたが初めて」って言い切ることです! 他の男にも見せたことがあると言われた瞬間、男性は萎えますから(笑)。自分のものだけであってほしいんです。

――どうすれば、女性はオナニーに積極的になれると思いますか?

小室:オナニーを自分磨きの一つだと考えてもらえればいいんじゃないかなぁと。あと、きれいになるために頑張ろうとか、イケるようになろうとか、頑張り過ぎないこと。その頑張るという気持ちがハードルになってしまう場合もあるんです。イケればいいかなぁというレベルで緩くやってほしいです。オナニーをしてもいいのかもしれない、「かも」と思うことから始めてほしいですね。

オナニーは自分自身の解放につながる

――オナニーをすることのメリットはありますか?

小室:自分自身の解放につながると思うんです。自分のことをよく知るきっかけの一つですね。自分がどういうところに性感ポイントや萌えポイントを持っているのかも分かってくるし、外見的なことだと、肌がきれいになるんです!

――では、逆にデメリットはあるのでしょうか?

小室:ラブグッズなどで強過ぎる刺激を与えるとセックスでイケなくなるというのは弊害としてあります。でも、それは間違ったオナニーの仕方なので、そこは正していかねばなりません。

電マは刺激が強過ぎるのでマネしないでほしい

――間違ったオナニーとはどういうオナニーですか?

小室:例えば、電マ。あれは元々は健康器具なので、クリトリスに当てるのは刺激が強過ぎます。その刺激に慣れてしまうと、当然人の指では刺激が弱く感じられて気持ち良くなくなっちゃうんです。

――男性向けAVではよく電マが使われていますよね。

小室:あれって画的に盛っているんです。なぜかというと、男性は目から刺激を受けて興奮する仕組みなんです。だから、画的に派手なもの、エロいものを作っているんですよ。きっと、最大限のパワーで電マを当てられている女優さんは痛いと思います。恥骨は感覚がなくなっちゃいますよ。だから、電マはマネしないでほしいです。

――今回の作品内でもラブグッズが紹介されていますが、強過ぎる刺激を避けるためには、ラブグッズとどういう付き合い方をすればいいのでしょうか?

小室:まずは、指でどう触ったら気持ち良いのかを知っておいてほしいですね。そこから、もっと気持ち良くなりたいと思ったときにラブグッズを使えばいいと思います。指でイケないままラブグッズを使って、ラブグッズでイケるようになったら、また指に戻ってくればいいんです。やはり、基本は指。そこからのアレンジとしてのラブグッズです。自分の快感を広げるためのグッズと考えた方がいいです。

性の情報を全て鵜呑みにしないで

――では最後に、性やオナニーに関して悩んでいる女性にメッセージをお願いします!

小室:性やセックスの情報はたくさんあふれています。でも、そこに書いてあることを鵜呑みにしないでもらいたいです。「こうだよ」と言われたことは、「こういうこともあるんだ、じゃあ自分はこれに合うのかな」という視点をもって試してもらいたいです。

情報ばかり頭でっかちになっちゃうと、それと違う答えが自分の中から出てきたときに、対応できなくなっちゃうんですよ。その情報が合う・合わないがあるので、自分に合ったとしても、彼がどう言うかというのは、また反応が違いますから。試しながらやっていってほしいですね。「私には合うかしら、彼はどう受け止めるかしら」っていうのを考えながらやってもらうと、自分のセックスも分かるし、彼とのセックスも分かってくると思います。焦らなくていいと思いますよ。

取材協力:ラ・コビルナ

●小室友里
1995年に19歳でグラビアモデルとしてデビュー。1996年から1999年まではトップセクシー女優として君臨。世界初となるDVDでのアダルト作品を発売。作品の総売上枚数は100万枚以上。現役時代より執筆活動を開始し、セクシー女優引退後は、ライターとして雑誌や新聞にコラム、セックス関連のお悩み相談などを寄稿。自身の結婚経験や、心理カウンセラーの資格を活かし、性の悩みを解消するセクシャルカウンセラーとしての活動も本格化。「セックスとはお互いを知ること」をモットーに、男女の性、特に男女間におけるセックスアピール、セックステクニック、セックスコミュニケーション(心の繋がり)について、「経験」と「知識」を兼ね備えた説得力のあるアドバイスは分かりやすいと高い評価を得ている。公式サイト

姫野ケイ