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2015/03/10
お金にシビアな台湾のお見合い事情

Rayman Cheuk Wai-man / Shutterstock.com

ネットでの出会いや婚活パーティーなど、結婚を意識した男女が出会う場は多様化しています。日本では、結婚相手と出会う方法として少し前まで当たり前だった“お見合い”という文化も、台湾ではだいぶ価値観や様子も異なっています。そこで台湾のビックリお見合い事情をご紹介します。

日本よりも女性が働く意識が高い台湾

まず、台湾は現在の日本と同じように独身の男女が増えており、結婚年齢も年々遅れています。台湾ではエンジニアが多く、収入が良い割には男性ばかりで出会いのない仕事をしているオタク気質の男性が比較的多いのだとか。そうした人達のために、数ある結婚相談所の中には外見やトークについてのレッスンが行われるところもあるそう。

一方で女性の社会進出が進み、「結婚する、しないに関わらず、女性もバリバリ働いて稼ぐのは当たり前」という考えが日本よりも強くあります。これは日本と比べて給与水準が低いため、男性だけの稼ぎで一家を養うことが難しいことにも起因しています。その結果、男性より学歴が高く稼ぎの良い女性が増えており、自分に釣り合うようなスペックの高い男性を求めるようになるという現象が生じているといいます。

“お見合い”の敷居が低く、ファストフード店で会うことも

男女が同じくらいバリバリ働く台湾では、日本同様、異性となかなか出会えない人たちが多いのですが、こと“お見合い”については、それほどネガティブなイメージはないと言います。料亭の個室で行うなどのお堅いイメージのある日本と違って敷居も低く、ファストフード店で初めて会う男女がお見合いをするという例も少なくありません。

そして驚きなのが、お見合いの場で家族以外の親族や友達も同席することもあり、多い時で十数人集う場合もあるんだとか! 日本のように頃合いを見計らって「あとは若い人同士で……」と親たちが席を立つのかはわかりませんが、最初から互いの親族にチェックされるとなると、なかなか緊張したお見合いになりそうです。

お見合いでまず収入を聞くのも当たり前

お見合いにかかる費用は、数万円から数十万円とまちまち。そして、お見合い以外の場でもそうですが、台湾では男女が出会ってすぐに収入について聞き合うことはかなり高い割合で行われるそうです。仲人さんが会わせる前にお互いを写真で紹介する段階で、収入の情報をまず教えてあげるんだとか。これは失礼でもなんでもなく、結婚生活に関わる重要なことなので当然だと捉えられています。

とある台湾人男性のお見合い体験談によると、挨拶もそこそこに女性の方がだいぶ高収入だと判明。その後、女性が「結婚後、そちらが家庭に入ると言うのであれば、お見合いを続けますがどうなさいますか?」と男性に問いかけました。もちろん男性はタジタジになってしまい、そのお見合いも破綻したそうです。

日本よりも現実的でシビアな結婚観?

まず互いの収入を精査し、経済面からどんな生活かが想像できない相手とは結婚に向けての建設的な話はしないとサッパリ見切ってしまう。日本では失礼で心苦しいと思われるかもしれませんが、一方で本気で結婚したいからこその、様々なリスクを避けた現実的な姿勢だと言えるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。台湾人男性と出会ってみたい方は、一度台湾でお見合いにチャレンジしてみたら、新たな発見ができるかもしれないですよ。

(笹崎ひかる)

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