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2015/02/25

米ボディビルダーの間で母乳が流行中

先日、アメリカのボディビルダーの間で母乳を飲む習慣が流行っているというとんでもないニュースが飛び込んできました。

より早く筋肉が増大すると期待

その事情を報じたアメリカのニュースサイト「odditycentral」の記事によると、ボディビルダー達は、母乳を飲むことはより早く筋肉量をアップさせる究極の方法だと信じて、オンラインで購入した多量の母乳を飲んでいるとのこと。

実際に母乳を飲んでいるボディビルダーは、「甘さの無い普通の牛乳のような味だ」と感想を述べているそうです。

しかし栄養学的には認められていない

こうした現状に専門家は、「母乳は赤ちゃんにとっては栄養満点であることは間違いないものの、成人にとっても同等の効果があると言える証拠はない」と述べています。

また、ネット上で母乳を売買すること自体がアメリカの政府機関によって規制されていないこと、搾乳後の保管状態からHIVなど感染症の恐れがあることなど、インターネット上で気軽に購入できる現状については厳重に警告しています。

授乳中の母親にとって、母乳は商品になり得る?

イギリス・マンチェスターでは昨年末、子供へのプレゼントの資金のために、自身の母乳を販売し、3,700ポンド(約70万円)も売り上げたという女性がテレビ番組に登場しました。

彼女はボディビルダーを含む8人の顧客を持っており、その中には性的な目的で購入する人もいるそうですが「私の母乳をどう使おうとも、それは購入した人の自由」と、自身の母乳を完全な商品として捉えている様子が話題になりました。

赤ちゃんを助けるための「母乳バンク」は日本にも

一方で、赤ちゃんに対する母乳の提供については欧米では「母乳バンク」が広く普及しており、母親から母乳がもらえない低出生体重児(2,500g未満)にはまず、ドナーミルクを与えることが医学的に理にかなったこととされています。

実は日本でも2013年に昭和大学病院が、病気などで出産後に母乳が出ないと悩む母親のために「母乳バンク」を設置しました。これは高齢出産が増え、日本でも体重が2,500gに満たないまま生まれる赤ちゃんが増えていることも背景にあるそうです。この母乳バンクでは、腸に病気を持っていたり、“ミルクアレルギー”で人工乳(粉ミルク)が飲めなかったり、色々な免疫治療を受けている赤ちゃんを助ける動きだと期待されています。

あなたの母乳による人助けはアリ? ナシ?

日本人の感覚からすると、他人から母乳をもらうことにも他人にあげることにも抵抗を覚える人の方が多いかもしれません。赤ちゃんを助ける「母乳バンク」に関しては今後も動きが大きくなっていきそうですが、母乳ビジネスでお金を稼ぐことに関してはやはりいろいろな問題が生じるでしょう。

あなたがもし将来子どもを出産した後、困っている赤ちゃんではなく成人したボディビルダーやその他の男性が性的な目的のためにあなたの母乳を買いたいと言ったら、どうするでしょうか。

(笹崎ひかる)

参考記事:odditycentralMailOnline

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