AV女優・紗倉まなが語る女性のセックス

一般的にセックスというと女性が受け身なイメージが強いですが、男性だけにリードを任せてばかりでは思うように楽しめないということも多いと思います。しかし、恥ずかしさからどうしても受け身になってしまう……という女性のほうが圧倒的に多いのも事実。女性が心から満足のいくセックスを楽しむためにはどうしたらよいのでしょう。

今回はAV業界内でも圧倒的な人気を誇るAV女優・紗倉まなさんに「女性が楽しむセックス」についてお話をお聞きしました。

セックスはお互いの気持ちよさを意識することが大切!

――セックスの満足度を高めるために女性ができるテクニックって何かありますか?

紗倉まなさん(以下、紗倉):結構よくやるのが、パートナーの目を見たり、さりげなく手を握ったりすることですね。そうすることで心のモチベーションが上がるんです。パートナーが一生懸命、必死になって攻めてくれている時に、そんなに急がなくても大丈夫なんだけどなぁ……って思うことってありますよね? そんな時に安心させたくて、目をじっと見つめたり、手をギュッと握ったりするとパートナーも落ち着くし、自分の気分も高まる感じがします。

――女性側から「こうしてほしい」という要望をウマく伝えるコツってありますか?

紗倉:私の場合は結構はっきり言っちゃいますね。「こういうのしてほしい」とか、自分の好きな性癖があったら、積極的に言ったりします。セックスはお互いが気持ちよくなりたいというのが前提なので、好きなプレイとか、好きな体位とか、こうしたら興奮するとか、そういう自分のスイッチを押すようなことをきちんとパートナーに伝えるようにしています。私はちょっと虐められたい願望があるので(笑)、「首のところを圧迫してほしい」とか、「意地悪なことを言って欲しい」とか言ったりします。

実況中継は興奮を高めるカンフル剤

――プレイ中に囁き合ったりすることってやっぱり重要ですか?

紗倉:そうですね。お互いの意思疎通を図るためにも、お互いに囁き合ったり、言い合ったりすることは大事かなぁと思います。お互いに声を出すことでお互いの興奮度も高まるので。女性の場合、状況を実況中継してあげるとパートナーの気持ちも上がるし、ちょっとエッチな言葉を発している自分にも興奮するのでいいと思いますよ。

――パートナーとのセックスに満足できない場合は肉体的に相性が悪いということも考えられるのでしょうか? それとも努力不足?

紗倉:男性の絶頂ってきちんと目に見える結果があるじゃないですか、でも女性の場合、絶頂って果てしないですよね。だから、男性の方が満足しやすい状況なのかなとは思います。肉体の相性もあるのかな? でも、前戯とか挿入前の行為が満たされている場合は、エッチが終わった後も満足できるんじゃないでしょうか。

男性本位のプレイで男性がイッちゃったから終わりってなると、女性は「う〜ん……」て気分になりますよね? 女性ってパートナーのことを想って演技したり、満足してないのに「気持ちよかった」って言うことが多いと思うんですけど、男性も気持ちよさだけを先行させないで、女性のことをちゃんと見て欲しいなって思ったりします。女性も足りない場合は「足りない」ってちゃんと言って、そこで引いちゃう男性はちょっと幻滅……。自分のことしか考えてないんだ……って思っちゃいますね。

ネガティブな要望は「○○かもしれない」で伝える

――パートナーとのプレイの中で「ちょっと違う」とか「痛い」とか、ネガティブなことをうまく伝える方法ってありますか?

紗倉:そういうネガティブなことって、後で言った方が傷ついちゃうことが多いような気がするので、痛いとか違うとか思った時に言っちゃった方がいいと思います。

でも、伝え方が悪いと萎えちゃうので、さりげなく自然な感じで言っちゃいますね。「なんか痛いかもしれない〜」みたいな感じで(笑)。「痛い!」と断言しちゃうと強い言葉になっちゃうので、「かもしれない〜」ってつけると空気もピリピリさせないのでいいですよ。後出しだと自信をなくしちゃう男性も多いので。

――パートナーとのセックスをより充実させるために女性ができる努力って何かありますか?

紗倉:例えばエッチの予定が決まっている場合、1、2週間前から自慰行為を我慢するとか、その人とのエッチも妄想してみたりして自分の気持ちを煽るとより興奮度が高まりますね。あと、自分のポイントを知ることも重要。人によって感じるポイントって違うと思うんですけど、そのポイントを知っていると自分で動かしたり誘導できたりするので、セックスの気持ちよさも満足度も変わってきます。

パートナーの好きなポイントを知ることがセックスの満足度を高める秘訣

――今までの経験の中で一番悦ばれたテクニックを教えてください。

紗倉:乳首攻めが好きな人限定になっちゃいますけど、乳首舐め手コキとか(笑)。自分の好きなポイントを知ることも大切ですけど、パートナーの好きなポイントを知ることもやっぱり大切。いろいろ攻めてみてパートナーの感じるポイントを探って、お互いが気持ちよくなることを意識することでセックスの満足度は変わると思います。パートナーが嬉しいと自分も嬉しいし、興奮している様子を見て自分も興奮する。その積み重ねが気持ちよさに繋がり、充実感を上げることにも繋がるんじゃないでしょうか?

テクニックであげるとするなら舌フェラ(笑)。舌を絡ませながら適度の吸引力で吸い上げる。やってもやられても気持ちいいですよ。あとはやっぱり、目を見るということ。視線ってものすごく重要な興奮要素なんです。前戯の時も最中の時もじっと目を見つめると、興奮度が高まるので気持ちよさも高まりますね。これは女性も男性も同じなんじゃないのかな?

――パートナーとのセックスがマンネリ化してきている人におすすめの解決法は何かありますか?

紗倉
:一番手っ取り早いのが場所を変えるというものですかね。場所を変えるだけで新鮮さがでますし、ラブホテルに行くとエッチな場所に来たという感じが興奮度を高めるような気がします。あとはおもちゃとか使ってみたり、AVを一緒に見たりするのもいいと思いますよ。

――女性の性について思うことはありますか?

紗倉:きっとエッチがキライな人はいないと思うので、やっぱり女性からも積極的にいってほしいと思いますね。少子高齢化を乗り切るくらいの性欲で(笑)。女性にももっとセックスを楽しんでもらいたいです。

 

AV女優・紗倉まなが語る女性のセックス

●紗倉まな
1993年3月23日千葉県出身。AV女優。AVだけでなく、グラビアやTV出演、映画出演、コラムでの執筆など多方面で多彩な才能を発揮。2015年1月15日に発売された初エッセイ『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)は売り切れ店が続出するほどの人気を博している。

 

 

 

(橋本真澄)

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