同性婚をめぐる賛成派・反対派の対立

先日、東京都渋谷区が同性カップルに「結婚に相当する関係」を法的に認める証明書を発行する計画を発表し、話題となりました。続いてお隣の世田谷区も同性婚を事実上容認する条例案を出すなど、「同性パートナーシップ」を保障する方策を検討する行政の動きが相次いで発表されています。

先日ウートピで取材した「パートナー法ネット」の共同代表・大江千束さんは、日本での法整備には「世論がこの問題をどうとらえているか」という点が重要と指摘されています。実際のところ世間では、この“同性婚”が法律的に認められることついて、どのように考えているのでしょうか? ウートピ読者に聞いたアンケート結果をご紹介します。

【アンケート】日本でも“同性婚”は法律的に認められるべきだと思う?

※サンプル数:594人(2月19日現在)
※ウートピ世論調査結果より(投票結果はコチラ

<アンケート結果>
「そう思う」・・・・・90%
「難しいと思う」・・・・・・10%

「そう思う」と回答した人の意見は?

※回答はわかりやすいよう一部表記を変更しています/すべてのコメントはウートピ世論をチェック

・人が誰を愛そうと個人の自由であり、自分らしく生きる権利がある
・男女のカップルでは当たり前の事が、同性同士だと認められない。これは人権問題です

性別の組み合わせ云々より、ひとりの尊い人間として、自分らしく自由に生きる当たり前の権利があるという意見が多く寄せられました。

また、同性婚を望んでいる当事者からも以下のようなコメントが。

・結婚と同棲はちがう
・大切な人が病院に運ばれたとき、家族ではないからと診察室にも入れてもらえなかった。「家族です!」と胸を張って言えるようになりたい
・法律上で家族と認められないと困ることがたくさんある。養子縁組と結婚は違う。愛する人の子供、姉妹、兄弟になりたいわけではない

同性婚を認めるべきという意見が多いのは、「いざという時に“家族”として認められない」という、当事者たちが抱えてきた深刻な問題が、少しずつ世の中に浸透しつつあるからなのかもしれません。

「難しいと思う」と回答した人の意見は?

人権問題や法的効力の観点から「同性婚」を許容する意見が圧倒的多数を占める中、まだまだ日本では難しいと考える人も。

・子供を産んで育てられないというのは不自然です
・結婚というのはパートナーを作るためだけではなく、子孫繁栄にも意義がある

「結婚に対するイメージに“子供”がセットになっている意見には、違和感を持つ」という声もありました。また、「子供を望まない、あるいは子供ができないカップルが多く存在する昨今、必ずしも子孫を残すことだけが結婚の意義ではないのでは」という意見も。

・色々な愛や家族の形を認めることが国や社会の多様性となり、経済的にも文化的にも日本が発展することにつながると思います

これからの人生を誰とどう生きるのか、出産するのかしないのか、同性婚が抱える様々な課題は、揺れ動くアラサー女性の課題とも重なるところがあるのかもしれません。

(Kyoko)

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