中村うさぎ降板劇に見る発言の自己責任

Facebookより

エッセイストの中村うさぎさんが先日、レギュラー出演していたTOKYO MXで放送中の人気番組『5時に夢中』を降板しました。

共演者同士の不仲? プロデューサーの配慮? ことの真相はわからず

降板の原因については、同じ水曜レギュラーの美保純さんと不仲になり、プロデューサーによる配慮に欠けた行動がそれを助長したのではないかと言われていますが、ことの真相はわかってはいません。同番組司会のふかわりょうさんがブログで自身の見解を述べたものの、その内容に中村さん本人が反論するなど、まだまだ騒ぎは収まっていないようです。

中村さんのブログと番組内で発表した降板の挨拶VTRによると、事の発端は番組内で中村さんが美保さんに、「ポルノ女優のくせに」と発言したことについて、番組プロデューサーから謝罪を求められたことだそう。しかし、中村さんは美保さんに対してこのような感情を持ったこともなく、発言自体についても否定。その後も関係性は修復されず、降板に至ったということです。

この件についてネット上の反応は

中村さんの降板を受けて、『5時に夢中』の視聴者からは

・結局どんな番組でも毒は吐く人を選ばなきゃいけない、ってことか
・番組のエース、中村さんがいなくなるのはとても寂しい
・『5時に夢中』の性質から考えて、もし暴言や下ネタ吐かれたとしたら同じようなことを相手に言い返すべきだったとは思う

といった、中村さんの降板を惜しむ声や、人を傷つけかねない“毒舌”については慎重にならなくてはいけないといったコメントが見られました。

中村うさぎさん「自分の発言に100%責任を持ちたい」

降板した中村さんは「誤解される言い方をしたことについては私にも非があるのかもしれない。自分の発言には100%責任を持ちたいから、文章の世界に戻ります」と、潔いコメントを残しました。メディアを通して公の前で発言する自身の立場について、真摯に受け止める姿勢を見せていました。

自身の発言が受け取る人や受け取られ方によって、真意とは違った意味を持ってしまうことは、テレビの世界だけでなく日常生活でもよくあることでしょう。ネタのつもりで口にしたことも、相手にとっては不名誉なこととして受け取られ結果として傷つけてしまうこともあります。その発言を横で聞いていた第三者もまたしかりです。どんな冗談だとしても自分の発言には慎重に、かつ中村さんのように「100%責任を持つ」というスタンスでいることが誤解を招かない上で大切であることは、間違いないようです。

(笹崎ひかる)