先日、アメリカのインターネットメディア「ハフィントンポスト」に掲載された記事が、3万近い「いいね!」を集め、瞬く間に拡散され話題になっています。

男性の完璧なボディは腹筋の割れたアスリート?

その記事は、数人の男性たちが自身の体の見られ方について“疲れている”と繰り返し唱えている動画について述べたもの。動画には、

・男らしい男というのは髭が生えている
・男性のくせに細すぎる

といった、今まで彼らが言われてきたと思われる“完璧な体”の偏見を押し付けられた言葉が並んでいます。彼らは、そうした体型についての分析や非難には困惑しているということを発信しています。

メディアによって、あたかも女性の完璧な体は大きな胸を持つことが当たり前だという認識が植えつけられているように、男性も同様、スポーツのアスリートのように6つに割れた腹筋を持つ体が完璧だとされ、そのイメージと自身の乖離を非難、中傷される現実があることを伝えています。

欧米では摂食障害者のうち、4人に1人が男性

記事ではこうした男性が多い根拠として、欧米では、摂食障害を患っている人のうち、4人に1人が男性であるとも伝えています。

実際2014年の調査では、思春期の男の子は年々、体型へのイメージによりプレッシャーを受けていることが分かり、自身の体重について鬱になったり過飲に走ったりといった可能性も指摘されています。

自分の体は宝物という考えを

当該動画の最後には“My body is a gift(=自分の体は宝物)”、“My body is mine(自分の体は自分のもの)”といった言葉が並び、自分自身が愛しているのだというメッセージで締めくくられています。

こうした体型についての偏見や、それによる強迫観念については女性の場合にはよく語られてきました。しかし男性も同様で、女性と同じようにネガティブな感情を持ちがちなのだということが分かります。

パートナーや周りの男性からモデルや芸能人と比較され、「良い女の体というのはこういうものだ」等言われたくないように、私たち女性も男性に対して同じように「すべての体は宝物だ」という、個を尊重する意識を持つことが大切でしょう。

 

(笹崎ひかる)

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