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2015/01/19

ブーツやスパで女性の冬の水虫が急増中

ブーツが手放せないこの時期、その中にタイツやストッキングを着用している女性がほとんどかと思います。そうなると気になるのが足の蒸れ。靴を脱いだ時、不快に感じるだけでなく、水虫が好む環境を作り出す原因にもなってしまっているのです。

水虫と言えば、かゆみを伴うイメージがありますが、実はかゆみが出ない場合も多くあるため、「私には関係ない」と思っている女性こそが危険だったり……。そこで、女医の山下真理子先生(マリリン先生)に「オシャレをするからには覚えておきたい、水虫の知識とその予防法」を伺いました。

    そもそも水虫ってなんなの?

「CMではよく見ても、どんな症状や病気なのか知らない方もいるかもしれないので、まずは簡単に解説から。水虫は、白癬菌(はくせんきん)という菌による感染症です。正式名称は足白癬(あしはくせん)で足、爪に痛みやかゆみなどがありますが、ほぼ自覚症状が出ない場合もあります。

水虫は数種類あるなか、全体の90%を占めるのが趾間(しかん)型と小水泡(しょうすいほう)型のふたつ。趾間型は足の指によく見られ、赤くなって皮がむけたり白くふやけたりする症状で小水泡型はかゆみが強く、足裏や土踏まずに水泡が出来ることが特徴です。

白癬菌は、新陳代謝よりも早いスピードで浸透していくので、自然に治すことが困難なばかりか、新しい角質にどんどんうつり広がっていきます。かゆみを訴え通院する人は10%程度という統計も出ているほど、身近なのに発症に気付かない怖さを持っています」(マリリン先生)

男女比も1:1と、見て見ぬ振りはできなそうですね。

    20代~30代女性に急増の原因は、ライフスタイルにあった!?

「水虫になる若い女性が増えた理由として、ブーツなどにより足の蒸れだけでなく、スパや温泉施設の流行も原因のひとつと言えるでしょう。これらの場所は、実はかなりの危険スポットで、水虫患者の使ったマットやスリッパから感染することも多々あります」(マリリン先生)

おじさんがなるものと思われていた水虫ですが、このように、キレイになりたい女子をも蝕んでいたんですね。

というわけで、気づかぬうちに感染してしまっている女性はかなり多いです。少しでも不安に思ったら、マリリン先生監修の下記チェックシートにて確認してみて下さい。

【大丈夫かな?セルフ水虫チェック】
□ 足が蒸れやすく、ベタベタとした汗をかきやすい
□ 銭湯や温泉施設によく行く
□ 足の裏や側面にぷつぷつと小さな水ぶくれが出来ている
□ 足の指の間や足の裏がかゆい
□ 夏でも革靴やストッキングを履くことが多い

3つ以上チェックがついたら、症状を感じていない人でも一度病院に行ってみることをおすすめします。

    毎日できる! かんたん水虫対策で健やかに

自然に治すことが難しい水虫について、マリリン先生が付け加えてくれたのは「日々の生活の中で足元を清潔に保つこと」の重要性。菌が繁殖を始める24時間以内、つまり毎日下記のようなケアを欠かさずすることで防げるとのことです。

1:お風呂に入ったら「足の指の間もくまなく洗う」
2:温泉やスパの脱衣所で「素足で歩かず、マットは踏まない」
3:水虫の人はもちろん「人と同じスリッパは履かない」
(試着室のパンプスも危険! 気を付けてくださいね)
4:湿っている場所は菌の大好物! 「足の指の間は乾いた状態を保つ」
5:脱いだら必ず乾燥させ「同じ靴は毎日履かない」
6:冬でもこもりやすく湿度が高い「靴箱には除湿剤を置く」

いかがでしたか? おしゃれを頑張るほど、水虫に感染するリスクが高まることに憤りを覚えますが……足元まで徹底してこそ、本当に美しい女性と言えるはず。この冬は、去年以上の全身美人を目指していきましょう。

●山下真理子
女医。岡山県出身。京都府立医科大学医学部医学科卒業後、医師免許を取得。テレビや週刊誌等で活躍する美人女医。最近では『anan』等、女性誌への進出も拡大している。愛称はマリリン。2014年4月に常盤響氏撮影によるセクシー写真集『女医マリリンの診て感じる写真集』(三空出版)を発売。

(柳本絵美)

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