セクハラと戦う『問題のあるレストラン』

番組HPより

2013年に放送され、数々のドラマアワードを受賞した瑛太主演ドラマ『最高の離婚』の制作チームが手掛けたということで、放送前からすでに前評判も高かった今クールのフジテレビ系ドラマ『問題のあるレストラン』。真木よう子、東出昌大、YOUら豪華キャストに加え、安田顕の女装、きゃりーぱみゅぱみゅ初のドラマ主題歌など、話題に尽きない本作。第1話が1月15日に放送されるや否や、その作品性や痛烈なメッセージに対し、ネット上では賑わいをみせています。

真面目に仕事に燃え、情に熱い女性・たま子

物語は、男社会で理不尽な目に遭った主人公・たま子(真木よう子)が、様々な問題を抱えた女性やオネエとともに団結し、ビストロを開店させて男性たちに勝負を挑むという内容。

第1話「セクハラパワハラ女って我慢しなきゃいけないの?」では、女性たちの自己紹介エピソードから始まります。理由は不明なもののどうやら逮捕されたらしいたま子が、いかに不憫な男性社会の中でも負けずに懸命に仕事に燃え、友達を大切に想う熱い人間であるかが語られるという流れ。

男性社会の中で女性が受けている理不尽を露骨に描く

懸命に働くたま子に対して「あなた夜のバイトしてるんでしょ」とか「なんで君は結婚できないんだろうね、早くした方がいいよ」などと上司が囁いたり、懇親会と称した上司にとっての「無料キャバクラ」で女性社員が羞恥な思いをしたりといった、理不尽な男性主導社会が露骨に描かれます。

また二階堂ふみ演じる東大卒の新田結実が上司の言いなりにならない姿勢を見せると「なにそれ、東大の常識?」と嫌みを吐かれる場面も。高畑充希演じる、頭の悪そうな口調で上手く男性上司に媚びを売る川奈藍里と対比して、「頭が良く自分を持っている女性は必要ない」とでも言うような会社の体制に、規模は大小あれど同じような辛い経験をした女性にとっては胸が締め付けられる内容でした。

こうした描写にはネットでも

・政府は女性に活躍を、とか言ってるけど、まだまだ「女のくせに」みたいな考えが根強くあるよね
・ツイッターで「こんなこと会社であるわけない」って言ってるのは男だけというのが悲しいな
・こうしてドラマにすることで、逆に大げさに捉えられて「非現実感」だと思われないことを祈ってる

という女性たちの切なる意見が見られました。

感動のラストシーン、気になる第2話!

たま子と同じ会社でポンコツ扱いされている高校からの友達・藤村五月(菊池亜希子)が、過去に同僚のミスをかばった際、男性上司たちの前で全裸謝罪をさせられたと聞いたたま子が、その上司たちに氷水をぶちまけて復讐をしたラストシーン。「女が幸せなら男も幸せなのに!」というたま子の台詞と相まって、ネットからも

・もやもやしてムカついて、でも最後にはスカっとして感動して勇気がもらえた!
・今までの日本の間違ったポリティカル・コレクトネスをぶっ壊すような、社会現象になりそう
・今後の展開はどうなる!?

と、感動と今後への期待の声が多数あがりました。

ちなみに、初回視聴率は11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。胸キュン必至の東出昌大のツンデレぶりや安田顕の妖艶で巧すぎるオネエ演技、「バーテン、美容師、バンドマン、これ付き合っちゃいけない3Bだからね!」、「なにあのキラキラ巻き髪量産型女子!」という女たちのリアルな会話など、メッセージ性だけでなく全体的にドラマのクオリティーが高い本作。第1話を見逃した方は是非、来週からチェック!

(笹崎ひかる)

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