ネットアイドルが大手メディアを告発

12月9日、北海道を中心に活動するネットアイドル、砂糖るきさんが、自身のTwitterとブログで、バイラルメディア「BUZZ HOUSE」の広告に自身の顔が掲載された画像を無断使用された事実を掲載。そのメディアの運営元がサイバーエージェントの子会社WAVESTであったことから、さらにネットでそのニュースが拡散された。ウートピでは、砂糖るきさん、サイバーエージェントの両者に取材し、経緯と問題点を探った。

”広告”での利用が問題に

ネットアイドルが大手メディアを告発

画像を無断使用された砂糖るきさんは、ニコニコ動画のコンテンツ「踊ってみた」で人気の「北海道ダンサーズ」、北海道のFM NORTH WAVEの番組『Anison-R』で毎月最終金曜日に『るきるき☆ナイトフィーバー』というコーナーを持つなど、タレントとして活動している。またメイク前メイク後の劇的な変貌がネットで話題となって、『変身メイク術』(新星出版社)も出版している。

今回、問題となった画像のオリジナルは2013年9月11日にTwitterで公開されたもの。Twitter掲載直後から話題となり、まとめサイトなどに多数引用された。このことについて砂糖るきさんは「基本的にはネット上に画像を公開した時点でフリー素材だと思っているので無断であっても記事に利用されたりすることは一向に構いません」と述べている。

その画像を砂糖るきさんに連絡することなく、株式会社WAVESTが運営する「BAZZHOUSE」が、「女って怖いと感じる瞬間」とタイトルを付けて自社広告としてamebaのサイト上に掲載。その事実を知った砂糖るきさんが「今回は正式に金銭の発生するであろう広告として商用利用されておりましたので言及させていただいた」という経緯だ。

謝罪も「法的対応は引き続き検討」

この砂糖さんからの連絡を受け、12月9日に株式会社WAVEST代表の松村淳平氏は、砂糖るきさんにメールで謝罪、画像の削除を行った。これに対し、砂糖るきさん側は「今回正式な謝罪を頂きましたので私個人としての言及は終了と致しましたが、今後の法的対応等に関しましては所属事務所と顧問弁護士を通し行なって頂く予定です」とコメントしている。

一方、株式会社WAVESTの親会社であるサイバーエージェントに取材したところ、「WAVESTの代表から謝罪させていただいたので、こちらとしましては今後の経緯を見守っている状態です。株式会社WAVESTに対しまして今後、編集管理体制の見直しを行なうように指導しました」とのこと。

バイラルメディア問題の火種となるか?

バイラルメディアの著作権に関しては、9月9日に「悪質バイラルメディアにはどう対処すべき? BUZZNEWSをフルボッコにしてみた」が話題を呼んだばかり。

今回のケースは「広告への無断画像使用」ということで、コンテンツ内での著作物無断使用とは一線を画すケースと言えるが、今後、砂糖るきさん側がどのように対応していくのか、動向に注目したい。

(編集部)