25歳まで彼氏ができなかった漫画家の苦悩

現在放送中のドラマ、『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系、水曜夜10時)は、平均視聴率が初回14.3%、2話〜7話は15%越えで、絶好調です(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。30歳まで彼氏ができたことのない主人公・花笑の、恋愛スキルの低い言動に思わず笑いつつも、共感してしまう女子もいるのではないでしょうか。ドラマ内で花笑は地味な格好のOLですが、現実には、外見はモテそうなのに彼氏ができずに悩んでいる女性もいます。

11月14日にコミックエッセイ『まだモテてないだけ。恋愛オンチな私の結婚までの道のり』(KADOKAWAメディアファクトリー)を出版した漫画家のカマンベール☆はる坊先生も、目鼻立ちがくっきりしていて、ハーフ顔っぽいのに、25歳まで彼氏ができずに悩んだ女性の一人です。コミックエッセイ内では、さまざまな努力を重ね、結婚へとこぎつけた模様がおもしろおかしく綴られています。そんなカマンベール☆はる坊先生に、非モテ時代の苦悩と彼氏ゲット、そして結婚までの道のりを聞いてみました。

「かわいいのに彼氏がいないなんてもったいない」というセリフはプレッシャーでしかない

――作中にもあったように、「人から“美人”と言われることもあり、外見は悪くないと思うのに彼氏ができないのは中身が悪いからなのか、しかし、自分よりもあきらかに性格が悪い女がモテていることに納得がいかなかった」という苦悩を経験したということですよね。このような、外見も中身も悪くないはずなのにモテないという苦悩は、どういったきっかけで生まれるのでしょうか?

カマンベール☆はる坊先生(以下、カマンベール):今の女性って、メイクやファッションで、平均的にかわいく見せる方法が確立できているので、「かわいい」って言われがちだと思います。クラスでかわいい子ランキングの1〜3番目にはいないと分かっているけど、4段階くらいに分けたらちゃんと上位にいると思っている女子、結構多いんじゃないでしょうか。そして、それくらいのかわいい子ランキングの位置にいて、彼氏をつくろうと行動をしているのに、彼氏ができないんです。

このマンガにも描いてあるように、「彼氏がいたことがない」とカミングアウトしたら「かわいいのに彼氏がいないなんてもったいない」って言われるんですよ。でも、こういう場合の「かわいいのに」って、全くうれしくないんですよね。かわいいとか言われなければ「じゃあしょうがない」って割り切れると思うんですけど、「かわいいのに」という言葉がネックになって、「私はかわいいはずなのに、なぜ彼氏ができないんだ!?」と、恋愛以前に自分の人間性が悪いのではないかと悩んでしまうんです。

恋愛本を読みあさり、スピリチュアルにハマりかけ……

――では、彼氏をつくるために、どのような努力をされましたか?

カマンベール:最初の恋愛では、どうやったら付き合えるのかわからず、とりあえず告白をすればいいと思って告白、無理やりデートだけしてもらったのですが、全く話が合わずつまらない思いをしました。私は話の合わない人のことをずっと好きだったのかと……。

また、とにかく恋愛本を買いあさって、「恋愛本の魔のループ」にハマったこともあります。おそらく、20〜30冊は買いました。恋愛本って一時的にテンションが上がるだけなので、飽きやすいんですよ。そのため回転率が早く、常備していたのは4冊ほどで、生き残った本は1冊もないですね……。

スピリチュアルや自己啓発にハマりかけたこともありました。また、失恋を半年も引きずって、次の恋愛に向けて何も行動ができなかった時期もありました。失恋して何もできない時期もあるたびに、これではダメだと思い、スカイダイビングや富士山登山をしてみたこともありましたが、それでも失恋を忘れられないときもありました。ですが、いろいろと失恋をなんとかしようとしていれば、いつかは傷が癒えていくのだなと思いました。

>>【後編へ続く】彼氏ができないのは人格の問題じゃない! “25歳まで彼氏ナシ”OL漫画家が結婚するためにした2つのこと

・カマンベール☆はる坊
平日は静岡県、土日は東京という生活をしている横浜出身の普通のOL。職に行き詰まりマンガを描き出す。第24回「たかぎなおこ賞」を受賞。ペンネームの由来は特にない。ブログはこちら。ツイッターアカウント:@camembertharubo

姫野ケイ

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