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2014/11/05
救命救急医が警告! 知らずにやってる危険な悪習慣
普段何気なくやっているその習慣、本当に大丈夫? 救命救急医が、意外と知らずにやってる危険な悪習慣をご紹介。
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下痢になったら下痢止めより水分摂取!

寒さが日に日に増す季節になりましたが、注意したいのが12月~3月に全国的に流行するノロウイルス感染症。これからノロウイルスが原因の下痢の患者さんも増えてきます。今回は、身近にありながら、意外にどう対処したら良いかわからない「下痢」についてご説明します。

下痢ってなに?

下痢とは、なんらかの原因によって糞便中の水分量が増えて軟便や水様便となった状態をいいます。下痢をきたす疾患には様々なものがあり、消化管が原因のもの、内分泌・代謝疾患が原因のもの、膵臓や胆道の病気が原因のものなどがあります。

主に私達が経験する原因としては、ストレスや暴飲暴食、食あたりやウイルス感染症、生理や冷え等でしょう。

下痢止めは使っていいの?

では、下痢が起きたときはどうすれば良いのでしょう?

まず、むやみに下痢止めを使用してはいけません。ウイルスや細菌の感染が下痢の原因となっている場合、下痢は便と一緒にこれらを身体の外に出そうとする身体の防御機能です。これを止めてしまうと、症状がさらに悪化する可能性もあります。

ただし、冷えや精神的ストレス等による一時的な下痢、過敏性腸症候群などの非感染性の下痢の場合は、下痢止めを使用することもあります。

また下痢による合併症が身体に悪影響を及ぼしている場合も下痢止めの使用を考慮します。合併症には体液喪失による脱水、電解質喪失(Na,K,Mg,Cl)、血管虚脱(血管が強く収縮する)、代謝性アシドーシス(血液や体液が酸性側に傾く)などがあります。脱水や電解質異常は重症になると心臓の動きに支障をきたし、致死的なものもあります。

下痢になったらどうすればいいの?

発熱がない一時的な下痢であれば、刺激的な食べ物を避け、水分を沢山摂取して安静にしていれば自然に治る場合が多いです。

しかし、発熱がともなったり症状がひどかったり長期間にわたる下痢は、下痢の原因となる基礎疾患が隠れている場合もあるので一度病院を受診されることをお勧めします。

中島侑子

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