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2013/12/23

冬休みに正座して観たい“恋のアンサー映画”ベスト5

クリスマス、カウントダウン、バレンタイン…と、冬は恋愛イベントの多い季節。プロポーズのタイミングでもあるので、結婚への期待ばかりが高まって、虚しい思いをしている人もいるのでは? というわけで、「どうして彼は結婚を切り出してくれないの!?」とヒステリーを起こす前に、この一本。見れば原因がわかる(かもしれない)、共感度&目からウロコ度満点の映画たちをご紹介します。

    【1】大人になりましょう~『ヤング≒アダルト』

37歳、バツイチ、恋人ナシ。唯一の理解者は愛犬のポメラニアンで、心の慰めはお酒。最近いろいろうまくいかない主人公・メイビスは、突然「高校時代の元カレとヨリを戻そう!」と思い立ち、故郷に帰ります。泥酔してクダを巻き、脈ナシの元カレに迫り、イタいとしか言いようのない言動を繰り返す子どもっぽいメイビスですが、爆笑しつつも…あれ、この人どこかで見たことあるような? これまでの人生、それなりにモテて、楽しくやってきたのに「結婚だけがいつまでも決まらない人」は、彼女を見て我が身を正しましょう。

    【2】その恋、ホントに本気?~『恋のロンドン狂騒曲』

お次は、恋愛の愚かしさを表現させたらピカイチのウディ・アレン監督作。浮気、不倫、年の差婚…と、2組の夫婦が盲目に恋に突っ走る無様な姿を描いた、大人のラブコメディです。結婚していても、長年連れ添っていても、条件が揃った相手と婚約していても、新しい恋の引力にはかなわない。でも、この映画の“気の迷いのせいですべてをなくす”意地悪なラストを見れば、暴走しがちな自分にストップをかけられるかもしれません。恋愛体質で、「次から次へと恋を渡り歩いてきた人」、一度冷静になってはいかが?

    【3】他人と比べちゃいけません~『バチェロレッテ』

女子が一番許せないのは、女友達が先に幸せになること。しかもそれが、おブスでおデブな友達だったら? 昔はそこそこモテたのに、すっかり売れ残り状態の独女(=バチェロレッテ)3人組が、結婚式前夜に酔って花嫁のドレスを破る大失敗。トラブル続きの一夜を駆け抜け、自分らしい幸せについて考えます。一流大卒で「完璧を求めすぎる女」、アラサーにもなって「すぐHしすぎる女」、何年たっても「元カレを引きずっている女」と、結婚できない3種類のサンプルが見られるのもポイント。自分に似た人、いませんか?

    【4】結婚は痛いほど現実です~『ルビー・スパークス』

スランプの男性作家が作り上げた“理想の女子”が現実の世界に現れて、彼とまぶしい恋をします。彼女は作家の創作なので、不安定な性格も奔放な行動も、彼がちょっと書き加えるだけで修正可能。それでも二人の関係にはズレが生まれて、やがて別れのときが訪れるのです。「勝手な行動で彼氏を振り回している人」は、愛想を尽かされる前に軌道修正しなきゃと気づかされる映画。「異性に夢を見すぎている人」は、結婚を現実として受け入れる準備ができていないと思われているのかも。若い二人のおとぎ話のような恋物語が、耳の痛い現実を教えてくれます。

    【5】彼氏のこと全部知ってる?~『きいろいゾウ』

出会ってすぐに結婚した“ツマ”と“ムコ”。お互いに知らないこともありながら、田舎で仲良く暮らしていた二人のもとに、差出人不明の手紙が届けられ…。テーマはズバリ、昔の女。背中に大きな鳥の刺青があるムコには、もちろんディープな過去があって、ツマと結婚していても、まだ心は囚われたままなのです。「二人の関係自体は順調なのに彼氏が結婚したがらない人」は、もしかしたらお互い無意識に避けている問題があるのかも? “現実と向き合うところから始まる”という心強いメッセージがもらえます。

「なかなか結婚できない」という状況は同じでも、原因は本当に人それぞれ。映画の主人公と一緒に笑って泣いて、問題点が見つかったら、あとは自分を変えるだけ! この冬こそ、がっちり幸せをつかんでくださいね。

(文=大高志帆)

画像:Original Update byGabriela Pinto