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2013/12/21

浜崎あゆみのシンデレラ・コンプレックスに共感

歌手の浜崎あゆみさんが先日、米国人の医学生(25)との婚約を発表しました。彼女はここ数年、オーストリア人俳優との電撃結婚&離婚、年下ダンサーとの熱愛などを繰り返しています。「かけがえのない彼への愛」を宣言するも、すぐに破局してしまう、あゆ。彼女を見ていると、あるキーワードが浮かびます。それは「シンデレラ・コンプレックス」。“白馬の王子様”を求めてさまよう現代女性たちのことです。

好みの男性から求められると、すぐに「運命の人」と思い込む

ある20代女子は、最近の浜崎あゆみを見て、「何か私と似てる」と思ったそうです。

「とにかく、自分のタイプの男性から求められたいんです。付き合った相手をすぐに“運命の人”だと思い込んじゃう」

彼女のようなタイプは、学歴や職業といった客観性よりも、「自分のタイプかどうか」という主観的な要素を重視します。はたから見れば、「そんな彼のどこがいいの?」ですが、彼女たちにとっては「運命の相手」と思えることが、もっとも重要なのです。

理想と違うところが見つかると、すぐに別れる

ところが、彼女たちの恋愛は、あまり長続きしません。先の20代女子は、「付き合い始めてしばらくして理想と違う点が見つかると、『やっぱりこの人は運命の人じゃなかった』って感じで…冷めてしまう」そうです。結局、すぐに破局を迎え、次の「運命の相手」との出会いに期待をかける。

彼女を見ていると、米国の作家コレット・ダウンリングによる「シンデレラ・コンプレックス」を思い出します。凡庸な自分の前に、ある日突然、白馬の王子さま(=理想の彼)が現れ、告白される。最終的には結婚して一生、幸せに暮らす…そんな“白馬の王子様”願望をいつまでも引きずり、幸せにしてくれる男性を求めて迷走する女性は多いのです。高学歴で、社会的地位を築いたキャリア女性にも、こうした傾向は珍しくありません。

王子様から愛されている自分が好き!

「シンデレラ・コンプレックス」の女性に共通するのは、「運命の相手に愛されたい、幸せにしてほしい」という思いです。他力本願ともいえますが、それより根深いのは、彼女たちの「自己愛」かもしれません。要は、「王子様から愛されている自分が好き」なのです。そして、運命の相手なら自分を永遠に愛してくれるはず、という前提があるので、少しでも自分が愛されていないと分かるともう、我慢できない。「この人は運命の相手じゃない」となるわけです。

浜崎あゆみの新曲、「Feel the love」には、「『ほらね』だなんて言わないけど もうそろそろ見る目養ってもいいんじゃない なんてよく耳にするけど 実際 正しい恋愛ってなに 迷走してない人なんている?」という歌詞があります。「正しい恋愛」の基準は人それぞれ。とことん迷走するのもアリでしょう。でも、白馬の王子様を探す終わりなき旅に、そろそろ疲れてくる女性も多いのではないでしょうか。そんなときは、「自分が本当は何を求めているのか」、一度冷静に見つめ直してみるといいのかもしれません。

北条かや