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2014/10/16

まゆゆ事件から学ぶ“画像流出”対処法

アイドルグループAKB48の渡辺麻友のInstagram(写真共有SNS)の画像やテキストが流出して話題になっている。容赦ないヘン顔の連発、そして、スケートの羽生結弦選手が大好きで、“羽生”と書かれた提灯の下で両手を頬にあてて笑っていたり、宝塚スターと共演する他のメンバーに嫉妬したり……と“アイドルらしからぬ”姿が公開されてしまった。親しい友人だけがアクセスできる「裏アカウント」の内容であり、誰かが意図的に流出させた形跡もある。このような流出騒動は誰しもが被害者になる可能性があるわけで、今回は、自分の画像がネットに流出した場合の対処方法について取材してみた。

    渡辺麻友は実際もオタクキャラそのまま

芸能関係に詳しい女性ライターはいう。

「容姿も言動も完璧なアイドルと言われてきた渡辺麻友の人間らしい部分がみられて、少なくとも女性たちの間では好感度アップしたのでは。彼女はアニメが好きで、ヤングジャンプで『2次元しか愛せない』というタイトルの漫画を描いていたほどのオタクキャラをアピールしてきましたが、ファンへの配慮で三次元の男子への愛は伏せていました。今回、その秘めたる三次元男子への想いが露呈していますが、羽生選手、Kis-My-Ft2の玉森裕太といかにも腐女子な嗜好炸裂でほほえましいです」

だが、擁護や共感の声だけではない。タレントの有吉弘行はラジオ番組にて、この流出騒動に対して「裏アカウントとかでやらなくてもさ、普通にカラオケボックスとかでなぁ、男と遊んでりゃいいのに」「暗い」と渡辺麻友の行動を一蹴した。

このような画像の流出は、芸能人やセレブリティーだけが悩まされるものではない。男性グラビア誌などを見ていると、「名門女子大学の現役学生のセックスシーンが流出!」といった記事が定期的に掲載されている。一般の女性もいつなんどき「画像流失」被害に遭うか分からないのだ。万が一なにかで流れてしまったらどうすればいいのか。

    迅速に対応をすることが大切

IT事情に詳しいライターの鈴木晃さんはいう。

「弁護士や行政書士に丸投げする方法もありますが、それですと、費用や時間がかかります。画像の流出は早いうちに火消しすることが重要なので、気づいたらすぐに自分で削除するのをお勧めします。削除してほしい画像がアップされている掲示板やブログの管理者に削除依頼を出します。いつまでに、と日時を決めて伝えるといいでしょう。もし、反応がないようでしたら、掲示板やブログの運営会社やプロバイダーに削除依頼をします。この段階で大抵は削除されます。削除依頼を無視したプロバイダーが訴えられて、裁判で負けるケースもあるので、対応は速くなっていますよ」

実際に自分が写っている画像が流出した経験がある女性会社員の話も聞いてみた。彼女は知り合いのテレビのディレクターに頼まれ、番組内のVTRでコメントをした。たわいもない内容だったのに、なぜか炎上してしまい、コメントをしていた彼女の静止画の画像もネットの掲示板などにアップされた。裸体のような“他人に見せたくない写真”ではないが、ごく普通の会社員女性からすると自分の写真がネットで流れているのは「恐怖だった」と言う。

    画像を削除するのは手間がかかることを覚悟して

「まず、どこに削除依頼を出せばいいのか迷いました。運営会社やプロバイダーのお問い合わせのページにたどり着くのが大変でした。でも、削除依頼を出すと大抵すぐに削除してくれました。対応が迅速でちょっと感動すらしました。ただ、一社だけは『削除を依頼する理由』『本人である証拠書類を提出してください』と言ってきました。運転免許書をスキャンして送りました。個人情報を知らせるのはちょっと抵抗ありましたね」

彼女の場合は3か所への削除依頼で済んだが、それでも「手間がかかりました。めんどくさい」と話す。もっと多くの場所に画像がアップされていれば、削除依頼を出すだけでもかなりの時間と手間がかかる。

冒頭の渡辺麻友のようなセレブリティーの場合、1度流出した画像はあっという間に広まるので、すべてを削除するのは難しい。だが、一般の人たちの場合は対処が速ければ削除しきれる可能性もある。いつなんどき、プライバシーを侵されるトラブルの当事者になるか分からない現在。もしもの時の対処方法を知っておきたいところだ。

(木原友見)

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