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2014/10/07
救命救急医が警告! 知らずにやってる危険な悪習慣
普段何気なくやっているその習慣、本当に大丈夫? 救命救急医が、意外と知らずにやってる危険な悪習慣をご紹介。
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生理でわかる女性特有の病気のサイン

女性が一生のうち長い間付き合っていく「生理」。生理にまつわることの中には「大丈夫でしょ?」と見過ごされがちな病がいくつも隠れています。

月経不順(生理不順)

生理に関する悩みで一番多いものがこの「月経不順」です。月経周期は「前の月経が始まった日から次の月経が始まる前日までの日数」を表します。それが約25〜38日であれば正常とされ、それ以外は「月経不順」と言われています。

・頻発月経 月経周期が24日以下の場合
・希発月経 月経周期が39日以上の場合
・無排卵月経 排卵せずに月経が来ている場合
・無月経 3か月間全く月経が無い場合

月経不純や無月経の原因は沢山あります。例えばホルモンバランスやストレス、不規則な食生活、睡眠不足、ダイエット等でもおこりますし、卵巣囊腫等の器質的な病気でも起こります。

2〜3か月程度の月経不順があっても、その後正常な周期に戻れば特に心配はありません。しかし、2か月以上月経が全く来ない場合は早めに婦人科を受診して下さい。妊娠や卵巣機能低下の可能性もあります。

生理痛

月経の時に多少なりとも下腹部痛や腰周囲の重みを感じる人は多いと思いますが、その程度であれば問題はありません。ただ、痛みが強く日常生活に支障をきたすような月経痛は「月経困難症」とよばれる病気です。

月経困難症には特に原因となる疾患のない「機能性月経困難症」と何らかの疾患によって起きる「器質性月経困難症」の2種類があります。

機能性月経困難症をきたす女性は、子宮内膜から生成される物質プロスタグランジン(PG)が多いことが報告されていて、これが子宮筋を過度に収縮させたり、血管を締めて子宮筋の虚血を引き起こしたりして症状が出ると推測されています。「器質性月経困難症」で多い原因は子宮内膜症や子宮筋腫で、その場合は月経痛もひどく出血量も多くなります。

月経困難症の症状は、下腹部痛や腰痛だけでなく頭痛や嘔気、下痢、便秘などが起こることもあります。ただの生理痛だと放置せず早めに婦人科を受診しましょう。

中島侑子

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